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やっぱり値下げする

俺に言わせれば「たりめぇだ!」だ。

昨年秋にブローカーが、
ある中古物件を持ち込んできた。
ウチの専任で販売してほしいとの事。
物件の資料をもらって現地の確認をし、
近隣の地下価と実売状況を鑑み査定金額を出した。

ブローカーが提示した金額は、
俺が算出した金額の約1.5倍だ。
そんな金額で売れるわけが無い。
しかし、その金額で売主と話をつけてきたと言う。

俺は、そんな金額では売れるわけ無いと思ったが、
ブローカーが持ち込んできた物件だから、
言われるままの金額で販売に掛けた。
そしたら案の定、
反響はほとんど無く、
成約どころか、案内も無い。

ブツが持ち込まれてから約半年、
ブローカーから「価格が高いから下げたい。」と申し出があった。
具体的にいくらにするのか提示はなかったが、
住宅ローンの金利も上がってしまったし、
市場は物余り状態だし、
建物もそれ相応に汚れ、傷んでいるから、
当初提示した金額から4割り近く減額しないと、
売れないと俺は見ている。

これから売主に話にゆくと言っているが、
売主にとって値下げは好ましい話では無く、
どのぐらいの金額になるのか、
俺は静観するしかない。

そんな状況だから、
会社としては積極的に経費を掛けて販売していないww。
ってか、
殆ど経費を掛けていない。
物件は晒されるほど新鮮味を失って、
益々売れなくなる。
だから最初の査定をちゃんと出さないとダメなのに、
いい加減な査定をしているから、
こういう事になる。

ってかこのブローカー。
ちゃんとした査定の出し方は知らない。
近所の物件情報から適当に査定しているだけで、
以前にも同じことやって、
その物件も塩漬けになっている。

まったく、
学習という事をしないんだな。
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