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都内の建築屋 しょっぱい

こないだ、
ウチで使っている都内の建築屋から泣きが入った。
と言っても、
ハッキリ泣いている訳じゃ無いが、
話の内容から、
相当しょっぱくなっている事が感じられた。

この建築屋は、
マンションのリノベーションや、
店舗の改装などが得意な建築屋なんだが、
これまで忙しくて、
ウチが仕事を頼んでも、
スケジュールを取るのが大変なぐらいだった。

所が、
コロナを境に仕事が減って、
本業では無い怪しげな建材の物販に手を伸ばしはじめた。

本業以外に手を伸ばすと言う事は、
本業が相当しょっぱい証拠で、
本業が忙しければ、
本業以外の事などかまっていられないはずだ。

件の建築屋から仕事を貰っていた解体屋からも電話があり、
仕事が甘くなって参っていると言っていた。

これまで飛ぶ鳥を落とす勢いで忙しかった都内の建築屋がしょっぱいのだから、
首都圏郊外の建築屋なんて、
死んじゃうぐらいしょっぱいのは当然だ。

ウチは零細企業で、
損的分岐点がぐっと低いから、
ちょっと仕事があれば食って行ける。
事務所の家賃も無い。

どういう訳かウチの会社は、
不動産・建築共に、
仕事の話をあちこちから頂いていて、
若干キャパシティオーバー気味で、
手を付けられない仕事もあるぐらいで、
有難いばかりだ。

件の都内の建築屋に出す予定の仕事は、
施主の都合で見合わせ状態になっている。
施主は法人で、
中華コロナの影響で、
仕事がしょっぱくなっている様で、
こうして全体的に経済が止まっている状態だ。

こんな状態なのに、
お上は何もしない様で、
こんな状態が続いたら、
力尽きた所からどんどん死んでいってしまう。

都内の業者がしょっぱいんだから、
郊外はもっとしょっぱいと言う訳だ。
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