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証券アナリストの仕込み

来月安倍総理が消費税を増税するかどうかの判断を下す。

大手マスコミを中心に、増税すべきだと繰り返している。
しかしデフレ脱却を目指すのならが、消費税増税などしない方が良い事など誰にでも分かる。
末端経済は良くなって居ない事もあって、アンケートを取ると8割が消費税増税に反対している。

官邸から聞こえてくる声は、安倍総理は消費税増税の判断を慎重に考えている様だ。
消費税増税を延期する可能性もある。

報道番組や政治討論番組、経済ニュースに証券会社所属の評論家が出演して
口を揃えた様に言うのは、消費税増税の必要性だ。

どうして証券会社系の評論家は景気の腰を折る消費税増税に賛成しているのだろう。
株価を上げたいのなら、景気を良くして消費税は増税しない方が良い。

これは個人的な推測なんだが、
オリンピックの東京開催が決定して、この所株価は上げ気味ではあるが、
全体としては、報道全般が消費税増税の雰囲気だから、
それを織り込んでか、株価は低迷し始めていた。
また財政出動が効いていないから、実体経済の動きが鈍い事もあって、
株価の動きは小幅で推移している。

つまり彼らは、今株価を下げるために消費税増税を訴えているのではないかと。
どうして株価を下げるかというと、
前述した通り、
官邸から聞こえてくる声は、安倍総理は消費税増税を見送るのでは無いかと言う事だ。

世間全般に消費税が増税するとなれば、景気回復に水を刺し、株価も下がる。
でも安倍総理が消費税増税を見送るとなれば、株価はどかんと上がる。

株価が下げている時は、空売りで儲け、
株価が上がれば当然売買で儲ける。

どうもそういう事を仕込んでいるのでは無いかと思うのだ。
それが全てでは無いけれど、そういう要素もあるのだと思う。

ここ2~3日、日本の株価は調子良かったが、
オリンピックのご祝儀相場もそろそろ終わって落ち着くと思う。
その先は月末に向かって再び株価は小康状態になるのでは無いかと思われる。

株価が下がった所で、
安倍首相の消費税見送り発言が出れば、証券業界は秋のボーナスが出る。
とてもわかり易い動きだ。

まぁ世の中はそんなに単純では無いけれど、
もしかしたら裏をかいて案外単純な事をしているのかもしれない。



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