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景気腰折れ?

これ、数値とかじゃなくて、俺が肌で感じている事なんだけど、
何か経済の動きが止まった様な気がする。
明らかに駆け込みの反動が出ている気がしてならない。

俺には霊感は無いのだけれど、予感は割りと良く当たる。
良くない予感がビンビンしている。良いと言う気が全然起きない。

まぁ一時的なものなのだろうけど、しばらくは低迷が続くのだろう。

実際マスコミで景気が良くなっただの、ボーナスの伸び率がバブル以来だの行っているのは、
輸出関連大企業のほんの一部だけを取り上げて喜んでいるだけで、
その他中小零細企業は未だボーナスなんて無い状態だ。

俺の知り合いはサラリーマンなんだが、給料なんか全然上がらないし、
ボーナスも相変わらず微々たる物で、ボーナスでは無く、寸志だと言っていた。

昨年度は金融緩和と同時に、補正予算も拠出したが、
今年度は、金融緩和は続けているものの、補正予算は昨年の半分、
消費税増税で経済の落ち込みは8兆円から10兆円。それに対しての対策は5兆円。
明らかに昨年度より経済は落ち込む。
デフレに逆戻りだ。

それなのにねじれ現象が発生していて、物価は上がっている。
物価水準は0%辺りをウロウロしているが、これまでがマイナスだったから、
実質1%から2%は上がっている事になっている。

一方、賃金は上がっていないから、事実上のデフレだ。いやスタグフレーションだ。

ウチの会社の商売相手は、半分はエンドユーザーだから、
エンドユーザーの景気が良くなってくれなければ、
ウチの会社も良くならない。だから末端経済が気になる。
末端経済まで景気回復が波及しなければ、当たり前だが、全体が良くなったとは言えない。

現在はほんの一部だけ良くなっただけで、それ以外は良くなっていない。
消費税増税しなければ、来年の春頃から全体が少し持ち上がっただろうに、
どうやらそれを潰してしまった様だ。

前回の増税ほど、反動はひどくないにしても、元々が良くない状態だったから、
折角起き上がった病人が、再び布団に戻ってしまった様なものだ。

ウチの業界的には、住宅ローンの審査が緩くならなければ、良くならない。
相変わらず審査は厳しいから、まだ当分は良くならないのだろうな。




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