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思ったより重い消費増税

今月は消費税の影響もあってか、決済が立て続けにある。

先日の決済で司法書士に「忙しいか?」と聞いたら、

「そうでも無い。」と返答が来た。


消費税の駆け込みで、3月は引渡しラッシュだと思っていたんだが、

首都圏郊外はそうでも無い様だ。

確かに、駆け込み需要と言う程物件は動かなかった。

リーマン・ショック前の方が、よっぽど景気がよかった。


一番心配されるのは、反動だ。

前回の消費増税の時は、この反動で殺られた。経済の息が止まったのだ。

経済は止まるのが一番怖い。

リーマン・ショックもそうだ。経済の息の音が止まった。


しかし、駆け込みが少ないと言う事は、それだけ反動も少ないと言う事で、

少しは良いのかなと思う反面、

駆け込み需要が出ない程経済は疲弊している事でもあり、

そこに増税となれば、消費は冷える事になり、

再びデフレに逆戻りする事が、大いに予想される。


安倍はバカだ。そんな事分かっていたが、本当にバカだとつくづく思う。

消費税増税は、一部の政治屋と役人で決めてしまった事だ。

国民の総意では無い。


先に衆議院選挙の時に自民党は、

「景気が回復しない内は、消費税増税はしない。」

と公約したのだから。

しかし、デフレも完全に脱却していない内に消費税増税をした安倍は、

大嘘つきであり、大馬鹿だ。


この所、消費税8%で見積もりを作っているが、その割高感は相当なものだ。

8%といのは、もう少しで1割と言う事で、物品の1割も物を買う度に税金を取られると言うのは、

ものすごい割高感を感じる。

実際に4月になってみればよくわかると思う。

これは、消費を一時的にせよ、明らかに冷やすと思われる。

つまり経済が止まると言う事だ。


ドイツなどでは、食品や日用品には課税されていない。

しかし日本では、屁理屈をつけて全ての物品に課税している。

ひとつひとつは小さな額かも知れないが、全体としたらかなりの負担になる。

明らかに消費を冷やすことになるだろう。


賃金は上がっていない。しかし為替や増税で物価は上がっている。

実質賃金は下がっていると言う事で、そこに追い打ちを掛けて消費増税だ。

景気回復に良くない事ぐらい、小学生でも分かる事が、

政治屋や、頭の良いお役人様には分からないらしい。


4月以降、耐久消費財を中心に、反動もあって影響がかなり出るのでは無いかと思われる。

そしてその影響が、どこまで出るのか心配される。

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