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バラ色の人生 ダメ男

我社の名物契約社員ダメ男。正確には業務委託契約だ。外注だな。

齢60のダメ男。今日、このダメ男がこの数年で数千万円を稼ぐ事を夢見ている事が判明した。


ダメ男と業務委託契約を締結して1年半が過ぎたが、1円も利益を上げていない。

報酬は出来高払だから、これまでウチの会社がダメ男に報酬を支払った事は無い。

当然ダメ男は無収入だ。

ダメ男は離婚して、子供は成人しているからひとり。

今は両親と一緒に実家で暮らしている。

収入が無いから、両親から金を貰って凌いでいる。


今日ある事があって、このダメ男、バラ色とは言わないまでも、

優雅な生活ができる物と思っている事が判明した。

俺のへそが茶を沸かした。


ダメ男は、もうひとりの業務委託契約している奴に利用されて、食い物にされている。

しかしダメ男はそれに全く気がついていないどころか、信頼している様子だ。

莫迦だ。


ダメ男は、家が一軒建つ程の借金を抱えている。

今の報酬形態では、絶対に返せない。

しかも破産して間もないから、再び破産宣告する事はできないだろう。

ダメ男には金が無いが、相続する不動産がある。

しかし、相続が発生して、ダメ男が財産を相続した途端に財産は差し押さえられる。


俺はそろそろダメ男との業務委託契約を打ち切ろうと思っている。

何も収益を上げないし、居ても邪魔だから。


年齢からしてダメ男はまともな就職は出来ない。

せいぜい交通整理ぐらいだろう。暑い日も寒い日も。

しかしひ弱なダメ男には務まらないだろう。

住む家を失って、生活保護だな。


ダメ男にはそれが一番良いと思う。

奴が動くと周りが迷惑する。

本人にしても、どやされる事も無く、穏やかな日々が過ごせるだろう。


しかしダメ男は夢見ている。

都心のマンションで、優雅な生活を夢見ている。

残念だか、その逆だ。

なぜなら、その鍵はオレが握っていて、

そろそろ責任を取って貰う時期に来ているからだ。

ダメ男からしたら俺は地獄の閻魔だ。

ダメ男はそれに気がついていない。

愚かなやつだ。

地獄に落ちろ、ダメ男。


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