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失業率改善

10月の失業率が3.1%に改善した。もう一歩だ。
これは、金融緩和の効果だな。
失業率が3%になると、景気は一気に上向くと言われている。

しかし両手放しでは喜べない。
消費税増税で消費がいまいち弱い。こいつが景気回復の足を引っ張っている。
安倍政権は、財政政策で失敗している。

アベノミクスの第三の矢を除けば、デフレに対する正しい処方だ。
しかしアベノミクスは第一の矢しか打っていない。第二の矢は一発打っただけ。
第三の矢はインフレ時の経済政策で今打つべきでは無い。
成長戦略なんかお上が余計な事をしなくても、景気が良くなれば民間の中から自然に芽生える。
お上は余計な事をするな。

消費税が再来年に増税予定だ。これで増税してしまったら、せっかく出た景気回復の芽を
再び摘み取ってしまう事になる。

どうしてアクセルを踏んでいるのにブレーキを掛ける様な事をするのか。
それは経済をちゃんと理解していないからだ。
今は財政規律をやるべきでは無い。今はマネーサプライを増やさなければならない時。
マネーサプライを増やせば景気が良くなって、おのずと税収が上がる。
増税の必要など無い。

失業率の改善は、これまで仕事が無かった人が仕事を得られ、収入を得られる様になったと言う事で、
やっと景気回復のスタートに近づいたと言うに過ぎない。
しかし7ー9の失業率が足踏み状態だったから、改善方向に進んでいる事には間違えない。

くれぐれも次回の消費税増税は止めてもらいたい。
その前に参議院選挙があるが、
アベッチには解散してもらって消費税増税の是非を有権者に問いてもらいたい。
せっかく良くなり始めた景気を再びどん底に落とす事に賛成する有権者は居ない。

いい加減にマトモな経済政策を行って、景気を世界並みに回復してもらいたい。
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