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失われた30年、40年になる

俺が社会に出た頃、バブルが持ち上がった。
しかし社会人なりたては、バブルの恩恵を受ける事は無かった。給料安かった。
その後日本経済はずっと現在に至るまで下り坂だ。
特に橋本内閣の消費税増税以降は特に悪い。

日本の経済政策はデタラメで、日銀にしても政府にしても、全くのトンチンカンが舵を握っているのだから
そりゃ経済なんか良くなる訳が無い。

そして安倍政権が誕生し、「デフレからの脱却を再優先する。」として、
デフレに対する正しい処方である、「金融緩和」と「財政出動」をセットで行い始めたから、
大いに期待できた。

しかしそれは1年足らずで打ち砕かれた。
消費税増税だ。
消費税増税は、消費を冷やし、景気にとってはブレーキを掛ける事になる。

案の定、まだデフレから脱却できていないのに増税したものだから、
東日本大震災の時よりも経済の指数は悪くなり、
落ち込み幅としては、過去最大になってしまった。

にも関わらず、アベッチを取り巻く経済ブレーン達の過半数は、
「景気は回復してきている。」
と言っていると、今朝ニュースでやっていた。

何かの冗談か?

現在の経済指数を見て、どうして景気が回復しているといえるのか。
俺には理解できん。

安倍っちはカネに困った事の無いボンボンでバカだから、
ブレーンの意見を聞いて、前回同様消費税を増税するだろう。

東大指数を見れば、物価はデフレだ。実質賃金は下がっている。
そこでさらに可処分所得を減らす消費税を増税するのだから、
景気は、悪くなる事はあっても、良くなる事は無い。

再び日本経済は低迷と言う名の地べたを這いずる事になる。

どうしてこの国のお偉いさん達はこうもバカなのだろう。
「私はバカです。」
と顔にレッテルを貼って歩いている様な奴らばかりだ。

残念ながら、日本の景気低迷はまだまだ続く。
失われた30年になり、失われた40年になる。
これは人災である事は明らかだ。
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