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政治は政治屋のもの

政治なんてのは、いつの時代も権力者の物で、庶民の物では無いと言う事が分かっていても、

近年の政治は、それにしても酷すぎると思う。

昔の政治家は、自分の懐に入れていたけれど、それなりの事をした。

田中角栄さんなんてのは良い例で、国民の所得を倍増させ、

日本列島の交通インフラを整備した。

それなら多少懐に入れても構わないと思う。見て見ぬ振りしてやるよ。


所が、今の政治家は、自分の利権と保身の権化。

角栄さんを贔屓する訳じゃないけど、角栄さんは雪国の田舎の大変さを良く知っていた。

末端の人たちの暮らしがどういう物か知っていた。

冬に病人が出ると、病院へ連れて行けず沢山の命が失われた。

だから道路を整備してトンネルを開けて、冬でも救急車が通れるようにした。


今の政治家、特に自民党は、二世、三世議員が多くて、生まれた時から政治家一家。

金に困っている訳じゃないし、末端の生活なんかした事ない。

そんな奴に経済の事なんか分かるわけがない。

経済に真剣に取り組もうなんて考えない。

だって金に困っていないのだから。

だからとんちんかんで、山手線の内側の、机の上の考えしか出てこない。


公職選挙法違反で徳洲会病院をマスコミが叩いているが、

徳洲会は、離島やへき地医療に力を入れていた。

無医村に医師を送り込んだ。

そういう活動を広げるには、政治の力がどうしても必要だ。

で、出来が悪くて医者になれなかった次男を政治家に送り込んだ。

そんな背景がある事をマスコミは報道しない。

まぁ裏にTPPかアメリカかは知らないが、そんな物がうごめいていいるのだろう。


今の政治家なんて、国民の事なんかどうでも良い。

アベッチも戦後レジュームからの脱却とか言っているが、

それはそれで結構な事なんだが、

どうもそれが俺にはネットウヨの延長の様に思えてならない。

国民や、国体の事を思って、芯からそう思って命を掛けている様には見えない。

もし本気でそう思っているのなら、TPPなんか蹴るはずだ。


結局アメリカの圧力に屈しているのであって、全然戦後レジュームからの脱却では無くて、

まるっきりアメポチじゃないか。


本気でこの国を良くしたいと思っている議員は、権力者には邪魔で、

陽の目を見る事が無い。

京都の西田参議院議員なんか、是非財務大臣になってもらいたいと思うが、

頭角を表す事は無い。


残念だけど、この国の態勢が代わるには、100年ぐらい掛かるかも知れないな。



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