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冬のボーナス好調!?

大企業の冬のボーナスがバブル崩壊後最高の伸び率だそうで、

一方中小零細企業はちっとも良くなっていないと言うより悪くなっている。

日銀がガンガン量的緩和を行っている一方、

銀行の貸出残高は増えていない。

中小零細企業に融資をする信用金庫の貸出残高は54%だ。

半分は貸し出さず国債などを買っている。


これじゃぁ景気なんか良くなる訳がない。

消費税増税でアベノミクスは失速どころか、墜落の憂き目にある。

日銀がいくら量的緩和を実施しても、実際にそのマネーが市中に流れなければ、

デフレは解消しない。


せめて財政出動を大胆に行えば良いのだが、それもイマイチ動いていない様だ。

東日本大震災の震災復興が進んでいない。

復興の公共工事の入札を行っても、誰も応札しないと言う事があって、

震災復興が嬉々として進まないのだそうだ。


理由は、人件費の高騰と材料費の高騰。

しかし役所の提示する価格が余りに低くて採算が合わない。

1999年に60万社あった建設業者は、今は47万社に減って、

更に従事する人も減っているから、完全に人手不足、建設業者不足。


厳しい言い方をすると、社会のシステムがぶっ壊れてしまっている。

壊れているのは、建設業界だけでなく、

学校を卒業しても就職先が無いとか、

正規社員になれないとか、

ワーキングプアとか、

全ての原因の根本はデフレ不況にある。

そしてそのデフレ不況を作ったのは、歴代政権なのだ。


やっとアベノミクスで良くなるかと思いきや、

要の個人消費をぶっ壊す消費税増税をやってしまった。

既に消費マインドは下がっているってか、

賃金が上がっていないのだから、消費などしない。

なぜなら日銀が量的緩和を実施しても、市中にマネーが流れていないのだから。


何度も書いているが、個人や企業の努力の範疇を超えている。

これは国の経済政策がもたらしている不景気で、

国がちゃんとしなければならないんだが、

その国の総理大臣がバカ揃いだから救われない。

おまけにアメリカのポチと来た。


もうだめだな。景気は当分良くならない、ってか、好景気というのは、もう無いのかも知れない。



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