勝手にぶつぶつ

ウチの事務所が入っている区分所有建物の、
元名物自治会長（お山の）大将。
また面白い話が入ってきた。

大将は行政から交付された自治活動交付金を
チョンボしていた事が発覚し、
現自治会から返還請求されたが、
期限を越えても返還せず、
誠意ある回答も無い。

大将には先月、
現自治会から内容証明郵便で、
返還請求書が届けられているんだが、
その直後、
いつも自治会で利用している弁護士の所に相談に行ったらしい。
てっきり、
内容証明の事で相談に行ったと想いきや、
どうも肝心な内容証明の事は相談していないらしく、
なぜか大将と犬猿の仲である人を、
名誉毀損と肖像権侵害で訴訟を起こすとして、
相談に行っていたらしい。

ちなみに、
犬猿の仲の人を名誉毀損と、
肖像権侵害で訴える訴因は無い。
しかし大将は何故か熱心に提訴しようとしている。
もちろん弁護士はやんわり断っている。

そして大将は、
現自治会長に直接会って
大将の話を聞くように要請している。
多分それは、
大将が現自治会長に話をして、
何とか返還請求の裁判を回避しようとしている様だ。
しかし現自治会長は大将の要請を完全無視。
逆に大将に対して、
「返還するか、返還しないか、どちからだ。」
旨の書面を通達したらしい。

大将は、
自分が悪いことをした自覚があって、
チョンボした事は弁護士に相談できなくて、
ここが分からない所なんだが、
なぜか犬猿の仲である人を訴えようとしているが、
訴える確たる原因が無い。
確かな事は、
先述した通り大将は、
自分が悪い事をした自覚はあると言う事だ。

自治会からの返還請求訴訟を、
何とか回避したいと藻掻いている大将だが、
現実は着々と裁判に向けて進んでいる。
一番肝心な事を弁護士に相談しない大将。
そんなんで何とかなると思っているのか？
大将は、
地球は自分を中心に回っていると思っていた様だが、
それが完全に間違っていた事に、
今更ながら気がついたのかも知れない。
いや、気がついて無いかな。

まぁあれだ。
大将は法的措置を逃れる術は無く、
言い訳は裁判所で聞くことになるんだと思う。
早く弁護士に相談した方が良いぜ。