忍者ブログ

日本はどうしてアメリカと戦ったのか

12月8日は、
日本軍が真珠湾を攻撃した日だ。
日本軍の奇襲攻撃と言われているが、
アメリカは事前に日本が攻めてくる情報を掴んでいて、
空母などは他に逃がし、
わざと宣戦布告を受け取らないようにして日本軍に攻撃させ、
参戦の大義名分を作ったのだな。

それはさておき、
どうして日本はアメリカを相手に戦ったのか。
当時日本はアメリカから石油を買っていたんだが、
それを止められたからと言われているが、
それは末端の理由で、
本当の理由はソ連だった。
ソ連が手を引いていたことは、
アメリカも知らなかった。
日本とアメリカはまんまとソ連の策略に乗ってしまったんだな。

ソ連は共産主義を打ち立て、
世界に広げようとしていた。
それはテロ国家だったと言って良い。
世界はソ連に危機感を抱き睨んでいた。
それを回避するために、
日本をアメリカを陥れて戦わせたのだな。

世界恐慌が起きたとき、
日本とドイツは植民地を持っていなかった。
世界恐慌の中では、
植民地が無いと生き残れない。
そこで日本とドイツは、
植民地を広げるために軍備を増強した。

当時イギリスとアメリカは、
日本とドイツに、
東と西から挟み込むように、
ソ連を攻め込ませようとしていた。
そう言うことなら、
西側諸国は日本とドイツの軍備増強を多めに見るとしていた。
まぁ日本とドイツを飼い犬にしようとしていたんだな。

日本とドイツ両国の仮想敵国はソ連。
そこで、
日独防共協定を締結。
ドイツは西から、
日本は東からソ連を攻め込める状況になった。
これにソ連は危機感を抱いた。

そこでソ連のスターリンは、
ドイツとイギリス、
日本とアメリカを戦わせる様にした。
それに暗躍したのがソ連の工作員ゾルゲだ。

ゾルゲはドイツのナチスに入党した。
そして新聞記者として上海の特派員になる。
目的は日本と中国国民党と戦わせて、
日本を中国に釘付けにして、
ソ連に向かないようにした。
日本はこれにまんまと引っかかった。

ゾルゲは上海で朝日新聞の尾崎(共産主義者)と出会って意気投合する。
ゾルゲは尾崎に、
東京へ戻って日本政府の情報を取る様に依頼した。

尾崎は日本に戻って、
近衛内閣のオブザーバーに就任した。
近衛は公家の分家の身ながらマルクスを読んでいた。
京都大学でマルクス研究者の河上肇に師事していた。
当時日本では貧富の差が激しく、
田舎の娘は都会に売られていた。
そんな状況の中で、
共産主義は貧富の差が無い楽園だと宣伝されていた。

尾崎は近衛に対して
「国民党の蔣介石はけしからん!」
と中国との全面戦争を煽った。

一方ゾルゲは中国国内で、
日本人に対するテロを仕掛けていた。
盧溝橋事件が起きた。
これをきっかけに日中戦争が勃発した。
これにスターリンは喜んだそうだ。

当時アメリカでは、
民主党ルーズベルトの側近は共産主義者ばかりだった。
民主党には、
共産主義者が大量に潜り込んでいた。

ハル・ノート。
ハル・ノートは日米開戦のきっかけになったと言われている。
「日本は中国から撤退しない限り、日本へ油を売らない!」
これをきっかけに日本は、
「刺して死を待つより打って出るべし!」
としてアメリカに宣戦布告した。
実際にハル・ノートを書いたのは、
共産主義者のハリー・デクスター・ホワイトであり、
ハルはサインしただけだった。
ハリーは戦後、
ソ連の工作員である事がバレて自殺している。
日本とアメリカが開戦して、
スターリンは更に喜んだ。
だって、
ソ連にとって日本とアメリカは敵で、
その敵同士が戦ってお互いに疲弊すれば、
ソ連は益々安泰だと言う事なんだな。

当時日本はオランダの植民地だった
インドネシアのスマトラ島を抑えていた。
スマトラ島には油があり、
アメリカと戦う必要はなかった。
シンガポールとマレー半島には錫があり、
更にアメリカと戦う必要は無かった。

一方ドイツのヒトラーは、
ソ連の謀略だと気がついてモスクワに攻め込んだ。
同時期に日本は真珠湾攻撃に手を付けた。
もしもこの時、
日本が真珠湾ではなく、
東からモスクワに攻め込んでいたら、
今の世界は変わっていただろう。

日本の戦況が悪くなると、
日本は終戦工作を考える。
当時の鈴木内閣はソ連に終戦工作を持ちかけた。
この頃ヤルタ会談が行われ、
米国のルーズベルトはソ連のスターリンに、
日本を攻めるように勧めていた。
当時ソ連はドイツと戦っていて、
ドイツを片付けたら参戦すると表明した。

この情報をスエーデンに居た陸軍の諜報員小野寺が入手。
小野寺はこの情報を日本に送ったが握りつぶされた。
参謀の中に居た瀬良(共産主義者)はソ連派で、
戦争はソ連と戦って負ける事を希望していた。

瀬良の考えは、
アメリカに負けると日本は再び資本主義国になって、
貧富の差が無くならない。
しかしソ連に負ければ、
日本は社会主義になって貧富の差が無くなる。
そして日本が中国で抑えた土地は毛沢東に譲る。
こうして、
日本・中国・ソ連で手を組んでアメリカに対抗すると考えていた。

これを止めたのが昭和天皇だった。
社会主義国になったら日本が無くなる事を
昭和天皇は危惧した。
そして、
日本はアメリカに降伏した。

アメリががソ連に騙されていた事に気がついたのは、
終戦後、数年経ってからだった。

こうした事は、
日本の教育では教えない。
教えているのは、
日本が国土拡大のために、
アジア諸国に攻め入って植民地にして、
現地民を苦しめた。
と教えている。
とんでも無い事だ。

しかし多くの日本人はこれを刷り込まれている。
ネットが広がって様々な情報を入手できるようになり、
やっと最近、
正しい認識を持つ人が増えてきた。

西側諸国では共産党は禁止されていて、
西側の一員で共産党が許されているのは、
日本ぐらいの物だ。
日本で共産党が許されているのは、
アメリカの戦後政策によるもので、
厄介な物を残して行きやがった。

まぁ、
かくして日本は、
アメリカと戦う事になってしまったんだな。
全てはソ連と共産主義者、
朝日新聞に乗せられてしまったと言う事だ。

PR