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不動産営業からタクシーに転職

知り合いで、
以前不動産営業やっていたんだが、
今はタクシードライバーになった奴がいる。

そいつは田舎から出てきて不動産屋に入り、
何年か不動産営業を経験した後、
数社を転々とした。
そして首都圏では大きな不動産屋に就職した。
建売屋だ。

この手の建売屋は一人の担当が、
仕入れから造成、建築、販売の手配をやる。
まぁ一軒の不動産屋みたいなものだ。

最初は真面目に仕事をしているんだが、
要領を得ると、
発注する業者からバックマージンをセせびる様になる。

そいつもご多分に漏れず、
一時は随分景気が良かった。
外車も買ったし家も買った。
だけど天網恢恢疎にして漏らさず。
不正が会社にバレた。

会社を辞めるか、
通勤困難な支店へ行くか選択を迫られ、
そいつは会社を辞めて田舎の仲介会社に転職した。

その会社は仲介がメインで、
報酬は50%のフルコミッション。
契約がなければ給料も無い。
クルマと燃料は自分持ち。
自営業みたいなものだ。
ブローカーと違うのは、
会社の看板を使えるってだけだ。

不動産不況の中、
当然仕事が上手く行くわけもなく。
経済的に詰まってしまった。
そこで不動産業界から足を洗い、
タクシードライバーに転職したと言う訳だ。

不動産営業からタクシードライバーに転職するのは多くて、
地理に詳しいから天職みたいなものだ。
以前ウチによく出入りしていた不動産営業マンも、
今は都内でタクシードライバーをやっている。
首都圏郊外で不動産営業をやっている時よりも、
タクシードライバーの方が収入が格段に良いのだそうだww。

自民党の間違った経済政策によって、
国内の不動産業、建設業はメタメタだ。
それなのに業界は自民党に献金している不思議。
自分の生活のクビを締めている奴に献金しているんだぜ?
アタマおかしいだろ。
まぁそれも幹部の癒着なんだけどな。

そんな訳でウチの会社は、
相変わらず安定した貧乏をやっているんだが、
年明けからちょっと規模の大きな外構工事を請け負ってしまい、
人手不足の我が社は、
また社長自ら3月末まで、
職人になるのであったww。
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