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エロ本が国を滅ぼす

人間の三大良くは、食欲、睡眠欲、性欲だ。
これに抗うのは中々難しい。
特に男にとって性欲を抑えるのは難しくて、
性的な事に全く興味を示さないなんて奴は、
玉が無い奴ぐらいだろう。

日本の地方議員で、
北朝鮮問題に取り組んでいる人が居て、
この人が北朝鮮にかました事がある。

それは、
北朝鮮の軍人たちにエロ本を配ったんだな。
その中に「若旦那はアホ」との印刷物を挟み込んでおいたのだ。

北の軍人たちも男で、
しかも北朝鮮にはエロ本は無い。
それに飛びつかない奴は居ない。
喜んでエロ本を受け取ったのは良いけれど、
エロ本を持っている事がしれたらタダでは済まない。
だけど欲には勝てない。

早速エロ本を開いてみると、
そこには将軍様のアホさ加減が書かれていた訳だ。
だかけど、
若旦那の事が書かれている書面を報告する訳にはゆかない。
なぜならご禁制のエロ本に挟み込まれていたからだ。

かくして北朝鮮の軍人に若旦那はアホとの情報を流布し、
軍人の士気を下げ、己の国家元首がアホである事を知らしめたんだな。

その手法を今、
韓国が執っているそうで、
北の国内に韓国ドラマの動画が入った媒体を流布し、
豊かな韓国の状況を、北の人民に知らしめている。

その影響は大きくて、
ここ数年若旦那は、
韓国ドラマを見た奴を厳罰に処している。
さらに「南に攻め込むぞ!」旨の勇ましい発言をしたり、
日本海にバンバンミサイルを打ち込んで、
南に警告をしている。

若旦那にとって人民は奴隷も同じ。
自分を支える奴隷が反旗を翻したら、
自分の立場はもちろん、
命も危ない。
だから人民が南の豊かな文化に感化され、
若旦那に刃が向くことを恐れているのだな。

それにしても、
そのきっかけがエロ本とは、
どんなに綺麗事並べても、
人間の根源に抗うことはできず、
それを上手く利用したエロ本作戦は、
山手線の内側の机の上で物を考えるバカには思いも寄らない事で、
さすが、
地方で地べたにしっかり経っている、
実践経験豊富な奴の発想だ。

もしかしたら本当に、
エロ本が独裁国家を滅ぼすきっかけになるかも知れないぞ。
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