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人殺し教師

広島で、誤った情報により、進学を希望していた高校の推薦が得られない事を苦にして、
中学生が自ら命を断ってしまった。ご冥福をお祈りする。

自ら命を断った中学生が、中学1年の時に万引きをしたと言う誤った情報が記載され、
それを根拠に学校側は推薦は出来ないとしたのだ。

多感な中学生にとっては、絶望とやりきれなさに耐え切れず、
自ら命を断ってしまったと推察される。なんとも痛ましい。

この中学生が1年生の時に万引き事件を起こしたという記録は、
他の生徒と誤って記載されていたもので、これまでに誤記だと認識された事があったが、
訂正されずそのままになって居たどころか、正しく記載された書類も残っていたとの事。
学校側の落ち度と言われても仕方ない。

最近の教師はやる事が多くて、きめ細やかな配慮が出来ないと聞く。
良く解釈するならば、教師は雑務に忙殺され、誤記の訂正を怠ってしまったのだろう。
また生徒の方も、内気な性格だった様で、ハッキリと物が言えなかった様だ。

様々な要因が重なって、痛ましい結果を産んでしまったのだが、
これはやはり回りの大人が悪い。生徒に落ち度は無い。

今の学校はどうか知らないが、俺が中学生の頃は、学校は封建制度で民主主義では無かった。
教師の言う事が絶対で、生徒はそれに抗えなかった。
俺なんか何度も無実のビンタを喰らった。
中には切れて血を流したり、鼓膜が敗れた奴も居た。今なら大問題だ。

指導の誤りから、生徒が自ら命を断ってしまうという事件は、案外あるのだそうだ。
知らなかった。
これこそ最大の人権問題で、教育の場で人権問題が生じると言う事は、重大な事だ。
文科大臣がコメントを出していたが、今後この様な事が起きないように、
真剣に取り組んでもらいたい。


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