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地震よ来るな!

東日本大震災が発生する前、
ウチが売主で中古戸建てを売却した。

その建物はオイルショックの時期に建築された建物で、
安普請を絵に書いたような建物で、
二階で人が歩くと建物全体が揺れた程だった。

東日本大震災が発生した時に、
一番に心配したのが件の建物だった。
もしかしたら倒壊したかも知れない!と。

結果は何事も無く済んだんだけど、
良くあの建物で、
震度5弱の揺れに耐えたものだと今も思う。
案外丈夫なものなんだな。

今関東史上最悪の地震が起きるかも知れないと言われている。
その震域は関東平野と房総半島を全部併せた範囲で発生する地震で、
政府もこの地震を危惧している。

今心配している物件がある。
それはこないだ売買契約を締結した中古の自社物件で、
引き渡しまで約2週間ある。
耐震基準が強化された後で建築された建物だから、
一定の強度はあるものの、
心配しているのは1階の和室で、
南と東が掃き出し窓で大きく開放されている。

開放感があって良いのだが、
角は柱1本だけだから、
揺れ方に寄ってはそこに力が掛かり、
1階が潰れる恐れがある。

もしも引き渡し前に地震で倒壊してしまったら、
大赤字も良いところだ。
しかし、
引き渡し後に地震で倒壊した場合には、
ウチには責任は無い。
だから、
引き引き渡しまでは、
絶対に地震は発生してもらいたく無いのだ。

案外建物は揺れに強いという物の、
能登半島地震の建物の損壊具合を見ると、
安心はできない。
せめて3尺の耐力壁が入っていれば、
いくらか安心もするんだが、
地震よ来るな!と願う今日この頃なのだ。
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バカは損をする

プライバシーに関わることだから、
詳しい事を書けない事をあらかじめ断っておく。

随分昔に扱った物件の隣のオヤジから電話があった。
何でも水道工事ができないのだそうだ。

電話の主は10年ぐらい前に仲介で扱った中古物件の隣の家のオヤジで、
そこの家は水道管が他人の土地を通って引き込まれていた。

一般的に水道は、
前面道路から直接各戸に取り出しをして引き込むんだが、
その現場は4棟現場で、
奥の2棟の敷地延長部分に1本取り出しが出ていて、
そこから4棟に枝分かれさせて給水していた。

調査してみると、
水道管の件については何も取り決めが無いとの事だったので、
将来の事を考えて、
4棟で掘削承諾に関する協定を結んだらどうかと提案をした。
そしたら件のオヤジが、
昔水道屋をしていたとかで偉そうに、
「ここはみんな仲良くやっているから協定は必要ない。
 もしその様な事が起きたら、その時に話し合いすれば良い。」
ってんで、協定を結ばなかった。
他の住人も「水道屋がそういうのなら。」と同調して、
協定を結ばなかった。

ウチが取り扱った物件の客は、
建替えを前提に購入した客で、
取り出し管も細かったから、
前面道路から直接水道を取り出したから問題なかった。

その後水道管が通っている家の所有者が替わって、
へそ曲がりが所有者になった様だ。
件のオヤジの水道管に問題が起きて、
工事をやらなければならなくなった。
しかしそれには変わり者の土地を掘削しないと工事ができない。
そこでオヤジが頼みに行ったんだが、
変わり者は頑として承諾しなかったそうだ。
そんで工事ができなくて困っているらしい。

そんなん知らんがな。

だからあの時互いに協定結んで掘削承諾しておけば良かったんだよ。
それを水道屋風情が偉そうに
「そんなもん必要ない!」
と蹴ったばかりに、
こういう事になる。
水道屋は工事には詳しいが法律は知らない。

だから昔オヤジに言われた事を言ってやった。
「その都度話し合えば良いんじゃないですか?
 それにウチは所有者じゃ無いし、何か言う立場でもないから。
 弁護士にでも相談してね。」
と言って電話切ってやった。

人が親切に提案してやったのに、
バカが浅はかに判断するからこう言う事になる。
他の住人も同様だ。

水道屋と言ってもとっくに現役では無いし、
工事は知り合いに頼むのだろうけど、
本管から取り出して引き込めば、
安く計算しても70~80万は掛かる。
協定結んでりゃ10万も掛からなったろうに、
バカはこうして損をするんだな。

痩せたけりゃアブラソコムツ食え

大正製薬が痩せる薬を販売する事になった。
食後に飲むことによって、
内臓脂肪を減らす効果があるのだそうだ。

中年おじさんのぽこりお腹の主な原因は内臓脂肪で、
この薬はぽっこりお腹の中年おじさんに効果がありそうだ。

ちなみに俺は腹は出ていない。
特段スポーツをしている訳でも無いが、
幼少の頃から水泳をやっていた影響で他人より筋肉量が多くて、
仕事でも体を良く動かしているから、
脂肪を燃焼しているためと思われる。

俺みたいな奴には関係ない薬なんだが、
腹が出ている奴は結構いる。
内臓脂肪はいわゆる成人病に影響するものだから、
これを減らす事は、
他の疾病を防ぐことにもなるから良いと思う。

だたし副作用があるのだそうだ。
それは、
うんこが漏れる事だww。

この薬には脂の分解を阻害する成分があって、
脂の吸収を抑える効果があるんだが、
その脂は体外に排出する事になって、
便をするりと出す効果がある。
この様な事から、
屁が出る様になり、
屁をこくと便もでちゃう可能性があるんだそうだ。

アブラソコムツと言う魚がいる。
仲間でバラムツもある。
こいつらは深海に生息している魚で、
魚体も大きいものは1mぐらいになって、
釣人にとって魅力的な魚だ。

この魚はめっぽう美味い魚で、
その身は大トロで、
ちょっと炙ると滅法美味いんだそうだ。
俺はまだ食った事が無い。

しかし旨い魚にも関わらず、
法律で規制されているから流通していない。
毒があるわけでも無いのに、
流通が禁止されているのだ。

なのでこいつを食うには、
自分で釣るしか無くて、
一部の漁師か、釣人しか食った事が無い魚なのだ。

アブラソコムツはすんごく美味い魚で、
美味い要因は脂なのだそうだ。
ところがこの脂、
人間の消化器官では消化する事ができなくて、
そのまま出ちゃうんだそうだ。

自分は意識していなくても、
肛門からだらだら脂が出てくるそうで、
一回食うと、一週間近くだらだらが続くから、
この魚を食った後はおむつが必要になるんだそうだ。
こんな事から法律で規制されているのだな。

この度発売された痩せ薬も、
同じ様なものらしい。
それなら、
アブラソコムツ食えばいいじゃねぇの?
と思ってしまった。

アブラソコムツは体質にもよるが、
成人ならば、刺し身4切れぐらいまでなら大丈夫なんだそうだ。
痩せたければ、
アブラソコムツを食事毎に10切れぐらい食えば、
直ぐに痩せるんじゃないか?

痩せたけりゃ食わなきゃ良いだけの話で、
食物繊維をたっぷり取るようにすれば、
内臓脂肪なんか直ぐに減るんだが、
欲望深い人間にはそれができないんだろうな。

件の薬を飲んだ事によって、
職場で人間の尊厳を損なう奴が必ず出るww。
あらかじめお見舞い申し上げておく。
ご愁傷さま。

重説が作れない不動産屋

不動産の売買契約をする前に、
顧客に対して重要事項の説明書を交付して、
口頭で説明しなければならない。
いわゆる重説という奴だ。

これは物件の説明書みたいなもので、
物件のプロフィールや、
物件に掛かる法律、
契約の内容などについて説明している。

重説を作成するには、
現地調査はもちろんの事、
役所への調査が必要になる。
契約内容については、
法律に定められた事があり、
その他については、
当事者同士で取り決める。

ちゃんと調査すれば書けるはずなんだが、
昨今の一部の業者は、
重説がちゃんと書けない業者がある。
不動産屋なのに、
契約に関わる重要な書類の作成ができないのだ。
これは致命的だ。

こいつら、
建売などの商品物件などの、
整えられた物件の重説は書けるが、
ウチが扱っている調整区域の昔の開発現場などについては、
書けないのだ。
俺にはそれが不思議でならない。

俺はこの業界に入って、
最初に放り込まれたのが仕入れ開発部で、
当時属していた会社は、
癖のある物件が多かったから、
鍛えられた事もあるが、
役所を調査すれば重説など書けるはずだ。

もちろん重説を書くのは、
知識のある宅地建物取引士なんだが、
昨今の宅地建物取引士免許の試験は、
業者に属している奴は点数に下駄履かせてくれたり、
レベルが下がっているせいか、
ちょっと癖のある物件にの重説が書けない奴が案外多い。

実は今、ある業者から、
重説を書いてくれを頼まれている。
ウチはその取引には関わっていないから、
取引に関わって重説を書く事はできない。
ただし、
重説が書ける程度の資料は提供してやるから、
後は自分で考えて書けと言ってやった。
もちろん調査費用は頂く。

取引の重説を書くのは、
不動産屋の仕事のひとつだ。
いや、
重説を書くのが不動産屋で、
それができない事は、
不動産屋として致命的だ。

最近新規に立ち上がっている不動産屋は、
大抵どこかの会社に属していた営業マンが独立した奴が多くて、
その大半は営業マン上がりだ。
昨今の営業マンは、
建売などの商品物件ばかり扱っているから、
癖のある素の物件の事は良くわからない様で、
調整区域のちょっと癖のある物件については、
何も分からないみたいだ。

しかし重説も書けないのに、
良く不動産屋をやっているものだと、
ある意味感心する。
当然そんな業者にはトラブルがついて回る。

自慢じゃないが、
俺なんざ取引でトラブった事など一度も無い。
むしろトラブりそうな所は、
敢えて詳しく重説に記載しておく。

たとえば建物のシロアリの瑕疵については、
「その可能性がある。」と記載してしまう。
客には口頭で更に説明を付け加えて、
認識させ納得の上で署名捺印をもらう。

そうしておけば、
後でシロアリの被害が発見されたとしても、
ちゃんと説明して客も納得の上で署名捺印しているから、
損害賠償請求される事は無い。

バカな不動産屋は、
まずいところを隠して契約を締結する。
そしてそれが後日バレて裁判沙汰になり、
損害賠償請求を食らう。

また知識不足、調査不足をごまかして書類を作成し、
後日トラブルになる事もある。
これもちゃんと勉強して調査しておけば、
トラブルになる事もない。
なんか年々業者のレベルが下がってきているみたいで、
この先、不動産業界はどうなっちまうんだろうな。

ウチは難解な癖のある物件を面白がって料理している変態不動産屋で、
むしろ一般的には、
ウチの方がアタマおかしいのかも知れない。

いつまで続くのやら

随分前に、
ある不動産屋と取引をした。
担当は当時宅建取引主任だったおばちゃんだったんだが、
「こいつホントに資格持ってんのか?」
と思うほど知識が無かった。
多分、隣の奴をカンニングして合格したのかも知れない。
そういう奴は時々いる。

プライバシーに関わるから詳しい事は書けないが、
知り合いから聞いた話では、
そのおばちゃんが昨年秋に個人業者として独立したらしい。

だかしかしww、
知り合いの話では収入が殆ど無く、
年金は免除されたそうなんだが、
税金が払えないと言っていたそうだww。
そんな奴がどうやって不動産業免許を取得したのだ?

軽く調べてみたら、
ワンルームアパートの一室を賃貸して、
そこを事務所登録している様だ。
資本金も無く、
自社物を扱うわけでも無く、
兼業は無いから不動産業一本でやってゆく様だけど、
ワンルームアパートの一室で開業して集客はどうするのだろうか。

ウチみたいに自社物やっていて、
同業者から相談を受けるような特殊な物件を扱っているのなら、
ワンルームアパーㇳみたいな所で営業していても大丈夫なんだろうけど、
仲介で食って行くなら、
一般顧客を集客しなければならず、
ワンルームアパートでできるのだろうか?
しかも既に税金が支払えない財務状況、
はたして存続できるのか?

最近、
会社勤めだった不動産営業マンが食えなくなって、
独立する奴が多い。
不動産協会に所属すれば、
1000万円の供託金を供託しなくても、
今は割引も会って、
100万ちょっとの保証料を協会に支払えば、
不動産業の免許を取得できる。

件のおばちゃんもそんなんで不動産業の免許を取得したみたいだが、
既に年金は免除、
税金が支払えない程、収入が困窮しているのに、
不動産業に関わらず、
事業として存続できるのか?

考えられるのは悪い奴が居て、
おばちゃんに不動産業の免許を取得させて、
その免許を利用する事だ。

とっぽい取引をやって、
利益はそいつががっぽり持っていって、
トラブルだけおばちゃんに押し付ける。
そんな例はこれまで何度か見てきた。

件のおばちゃん、
切れるタイプではなく、
どちらかと言えば、ぼぉ~っとしているタイプで、
おばちゃん、それに引っ掛かった可能性ありだな。

それと、
かつておばちゃんが勤務していた不動産屋は、
地元でも有名なクセのある不動産屋だったから、
そこに利用されている可能性もあるな。

どちらにしても、
その内トラブルが起きて、
おばちゃんに損害賠償請求が行って、
破産する事になるやも知れない。

果たしておばちゃん不動産屋
いつまで続くのか、
背後に誰か居るのか、
高みの見物だ。