勝手にぶつぶつ

「能力」では無い「脳力」だ。脳の性能の違いと言ってもよい。
脳力が違う者が、利害関係にある組み合わせになると、不幸な結果になる。

脳力とは読んで字のごとく、脳の能力、つまり性能の事だ。
脳力の低い物は、一定以上の事について理解できない。
脳力の高い者から脳力の低い者を見た時に、
「何でこんな簡単な事が分からないのか！」
とイライラする。

しかし脳力の低い者にとっては、精一杯やっているのだ。
軽自動車に２００Ｋｍ/ｈを出せと言っても無理な事なのだ。

脳力の差があるペアは、余程脳力の高い者が寛容か、
はるかに脳力が高く無ければその関係は上手く行かない。
一番良いのは、同じレベルの者がペアになるのが一番だ。

人権は等しくある。人権と脳力は別の問題だ。
だけど、脳力の高い者と脳力の低い物の区別は必要だ。差別では無い。

先述したとおり、脳力の低い者に、高度な事をやらせるのは酷だ。
脳力に合った事をやらせるべきだ。その逆もしかり。

しかし、人権や法律という観点から見ると、脳力の高低を配慮せず、
皆一律にすべきだと言う意見がある。

人権は脳力が高かろうが、低かろうが同じなのは当たり前だ。
だけど、その差から生まれるトラブルは案外ある。それが現実だ。
決して差別している訳ではない。
其々が、それぞれに合った環境に居るのが一番で、
脳力の違いに気が付かず、一律同じだという考えのもとで利害関係にある事は、
不幸な結果を生む事が多い。

人には脳力の差があると言う、公正な認識を持っていれば、
トラブルは減るだろう、いじめなども無くなると思う。

しかし脳力の高い低いは、中々分からない。
しばらく付き合ってみないと、相手の本質が分からない物だ。
もしもマッチしていない事に気が付いたら、
早めの対処が、その後のトラブルを未然に防ぐことになる。

人間は難しい。