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福一元所長逝く

福島第一原子力発電所の元所長の吉田氏が、食道がんで亡くなった。58歳だった。

東電は、死因の食道がんは、福一の事故が原因では無いとしている。
多分そうなのだろう。
しかし、勤務先が原子力発電所という事で、
事故が原因ではないだろうが、原発反対派は、この事を取り上げるのだろうな。

吉田所長が社会に出た頃は、原子力は未来のエネルギーだと言う認識だった。
しかし、福一の事故が発生して、原子力についての情報を読むと、
原子力は未完の技術だと言う事が分かる。

事故が起きて、吉田所長は寝る間も無く対応をしていたのだろう。
また、自分の体が蝕まれていたことも知って居ただろう。
おそらく死ぬ気で事故に対応していた物だと推測される。

吉田所長は、忌の際に何を思ったのだろうか。
やはり福一の事を考えていたのかも知れない。
事故の処理や、対応に奔走する、部下の事を案じていたのかも知れない。
仕事に打ち込んで来た男というのはそういうものだ。

吉田所長、お疲れ様でした。天国でゆっくり休んでください。



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