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相性悪い

俺は納豆が好きだ。
腹が激減りの時に脳裏に浮かぶのは、
丼飯の上に、
山のように乗っけた納豆飯を、
かっ食らう事だ。
納豆を食う度に、
日本人に生まれて良かったと思う。

納豆は単純に食うだけでは無く、
油揚げで包んで焼いたり、
みそ汁の具に入れても美味い。

しかし、
唯一いただけないものがある。
それは、
納豆巻きだ。

納豆巻きはコンビニなんかで売られている。
海苔巻きの具を納豆にしたものだ。

俺は基本的に海苔巻きは好きだ。
かっぱはもちろんの事、
干瓢巻きはガキの頃から好物だ。
しかし、
納豆巻きだけは許せない。
ってか、
不味い。

どうにも、
酢飯と納豆の相性が悪いのだ。
口に入れた瞬間、
納豆のいやらしさが出る。
酢飯でなければよいのだけれど、
そうも酢と納豆の相性が悪いのだと思う。

そもそも昔は納豆巻などなかった。
納豆巻きが出現したのは、
コンビニの発展と同時だと見ている。
どこかのコンビニが開発した物なのだろうが、
開発した奴は味音痴だと俺は思っている。

しかし、
納豆巻きが好きだと言う奴も居る。
食べ物の好みは人それぞれだから良いのだけれど、
俺にとって酢飯の納豆巻きは、
不味い認識だ。

どんなに良いものであっても、
相性が悪ければダメだ。
それは人間関係も同じで、
其々は良いのだけれど、
コンビになると上手く行かない事はままある。

そんな訳で、
納豆巻きを薦められたけど、
笑顔で受け取って、
ひとに食わせて俺は決して食わない。
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