勝手にぶつぶつ

調整区域の開発現場の建売で、
違法建築をしているという話の続き。

開発許可も取らず、
建築確認も取らないで、
木造建築物を建築していると言う現場なんだが、
さすがに工務店は手を引いた様だ。

今日、その現場を通りかかったら、
なんと、
施主自ら工事をしていたｗｗ。

ちゃんとヘルメットをかぶっていたから、
職人が入っているのかと思ったら、
施主とその奥方であろう女性のふたりが、
構造用合板にくぎを打っていたｗｗ。

多分工務店からは、
これ以上工事を請け負えない旨の話があったのだろう。
そこで施主が仕方なく、
自ら工事を続行し始めた様だｗｗ。
セルフビルドって奴だな。
いいのか？役所ｗｗ。

工事が進めば、
また誰か役所に通報するのだろう。
その時、施主はどうするのだろうか？

日本の役所は弱くて、
違法建築でも立ててしまえばこちらのもので、
工事中止命令を出しても、
どんどん工事を進めてしまって、
建物が完成したとしても、
取り壊しの強制執行まではしない。
それは民事の所有権が絡んでいるからだそうな。

違法建築物でも所有権はあって、
余裕権をはく奪する事までは、
役所はしないんだそうだ。
だから、
違法建築はやった者勝ちみたいなところがある。
危険であるとか、
他人の権利を侵害しているとかの要因が無い以上、
事実上の黙認となる。

これは、
日本の民法の権利があまりに強い事に原因がある。
更にその原因は憲法にあって、
国が国民に対しての強制力が弱いからだ。
それが一番よく表れたのが中華コロナの時で、
諸外国では完全ロックダウンを実施したが、
日本においてはお願い止まりだ。
おかげで当時、
どこへ出かけてもガラガラで良かったｗｗ。

まぁそんな訳で、
お上から中止命令は出たものの、
施主はそんなのどこ吹く風で、
建築工事を自らの手で、
進めている様だ。