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寒くねぇのかよ?

近年キャンプブームで、しかもオヤジのソロキャンプが流行っている様だ。
俺の場合、キャンプというより野営というか、遊びの前のりというか、
河原で焚火遊びというか、そんな事を子供の頃からやっている筋金入りで、
キャンプなんてオシャレな感覚は無く、野営だなw。

野営といっても、厳しい自然環境から少しでも快適に過ごしたいと考えている方で、
冬のキャンプと言っても、寝るのはFFヒーターが効いた車内だし、
カーサイドタープには薪ストーブを持ち込んで、ぬくぬくしている。

道具はこれまた20年以上使っている物ばかり。
どれもこれも年季が入っている。
最近買った物は、以前から使っていたカーサイドタープがダメになったので、
新しいのに買い替えたぐらいだ。

先日、新しく買い替えたカーサイドタープで薪ストーブを使ったときに、
マッチングに不都合が無いか確かめに、いつもの河原に試しに行った時の事。
時は大寒過ぎの夕暮れ。
おりしも数年に一度の強い寒波が近づきつつあった。

俺の他に3組ほどキャンパーが居た。
その日は風は無い物の、強い寒気が接近している影響で、
足元から凍り付く様な寒い日だった。

俺は当初、外で焚火をしながら正月飾りを焼いていたんだが、
日が暮れると放射冷却でぐっと気温が下がって来た。
なので俺は、カーサイドタープに設置した薪ストーブに火を入れて、
タープ内でぬくぬくしながら温かい鍋料理を堪能した。

夜8時頃、さて帰るかと撤収準備を始めた時、
他のキャンパーさん達、表で焚火をしながら食事を摂っている。
外は折からの寒気で、気温は恐らく氷点下だろう。
いくらたき火があると言っても、温かいのは焚火に当たっている表面だけで、
その他は沁みる様に冷えてくる。
それでも彼らは焚火で食事を摂っている。

いくらキャンプが好きで、たき火が好きで、アウトドアが好きでも、
この寒さは体に応える寒さだ。
人それぞれ好き好きだから良いのだけれど、
この寒さの中、焚火があるとは言え、外で食事を摂るとは筋金入りのアウトドアマン達だ。

君たち、寒くねぇのかよ。


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