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マイホームの購入は福祉

以前から俺が言っている事が現実的になってきているな。
それは賃貸住宅と年寄りの問題だ。

年金暮らしの年寄りが、賃貸契約を結ぶのは難しい。
理由は、孤独死されたら、大家の負担が大きいからだ。
だから、民間の賃貸住宅は、余程のボロじゃないと無理だ。
うまく公的な賃貸住宅に入居できれば良いが。

団塊の世代がそういう世代になってきた。
仕事がら、孤独死の話は頻繁に聞くようになった。
その後始末が大変。

発見が早ければダメージも少ないが、
腐乱してしまうと、後始末が大変だ。

孤独死した部屋というのは、大概ゴミ屋敷になっている。
それは体が不自由だから、片付けができないからだと思われる。
そして体液で汚染された部分を洗浄する事は不可能で、
リフォーム工事を行う事となる。

更に、そういう部屋は事故物件とされて、次の入居者が中々入らない。
連帯保証人が全て保証してくれるのならば良いのだが、
現実は中々そうも行かない。保証されない部分は大家の負担となるのだ。
だから民間の賃貸住宅では、年寄りの入居を拒む。

その点、自分の所有物ならそんな事は無い。
自分の物だから住む事ができる。あたりまえだ。終の棲家と言う奴だな。
ローンが終わっていれば家賃も発生しない。

最近不動産は買うな!という発想もあるが、それは金持ちの元気な内の発想で、
庶民が歳をとったら住む場所も無くなる。況してや年金支給額が年々減り、
支給年齢も年々引き上げられている。現実はより厳しくなっている。
その内、公的賃貸住宅は、
そういった年寄りだらけの事実上老人ホームになってしまうのだろうな。
それでも入居できれば良いが。

だからマイホームは若いウチに買っておいた方が良いと俺は言うのだ。
どんなにボロくなっても住む所はある。
年金は少ない、家賃は払わなければならない。ヘタしたら住む所も無いなんて事になったら、
頑張って生きてきたのに悲惨な人生だ。

マイホームは若い内に買って、退職する頃にはローンが終わっているのが理想。
でないと、老後苦労する事になる。
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