忍者ブログ

プロは厳しい

俺のおこずかい稼ぎの外構工事の時は、職人を頼むんだが、
今の現場で頼んだのは職人では無いな。
元ユンボのオペで、体悪くしてユンボを降りて、その後は現場の手元作業をやっている人だ。

一通りの事はできるんだが、どちらかと言うと建設現場上がりの人だから、
仕上げが雑だったり、現場を汚したり、作っている物が「商品」だと言う概念が無い。

もちろん専門職では無いから、細かい事の知識も無い。
例えば、CB天端を仕上げる時には、セメントの量を減らして、
モルタルを置いたら、ノロを出してきれいに仕上げなければならないんだが、
セメントの量は多いし、ノロをちゃんと上げず、堅い鏝でなでるから、
ひび割れはするは、表面はガサガサだわ、それを指摘すると機嫌を悪くする。
俺が指示してもその通りにやらず「これでいいんだ。」などと自己判断するから使えない。

こんなんだから、仕上げ仕事はさせられない。
しかも運転免許を持っていないから、送り迎えもしなければならないし、
道具も持っていない。
残りの工事は、時間は掛かるが俺一人でやる事にして、こいつを切った。
昨日頻繁に電話が来ていたがすべて無視。
多分「仕事をやらせてくれ。」と言う電話なのだろう。

もうこいつを頼まなくても俺一人で納期には間に合うし、
使うと人工を払わなければならず、俺のおこずかいが減るから必要ない。
ちゃんと仕上げ仕事をしてくれるのならば使っても良いが、
雑な仕事をするからもう必要は無い。

プロというのは厳しくて、ちゃんと仕事をするのなら対価を支払うが、
必要が無ければ雇わないし、支払わない。
ましてや損害を出すなら尚更だ。
以前一度、その事をハッキリ言ってやったが、同じ事をまたやったからもう使わない。
使うとすれば、仕上げ仕事以外の土木作業だけだ。
しばらくは無いだろう。
PR