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第一発見者にならない事

近年、賃貸で年寄りの一人暮らしが増えている。
当然孤独死が発生する。

今年の夏は猛暑が続き、毎日のように年寄りが熱中症で死亡している。
賃貸の場合、身寄りが無い年寄りの死亡事故は、管理者が確認する事になる。

もし第一発見者になった場合、その後警察で調べを受ける事になる。
丸一日それで潰れる。

もしも管理している物件で異常事態が起きた場合、
責任感を持ってドアを開けて状況を確認してはならない。
もしそんな事をしたら、
悲惨な状況を見なくてはならないし、その後警察で事情を長々話さなければならない。

ではどうすれば良いのか。

入居者が生活保護を受けていた場合は、
役所の担当者に連絡してみてもらう。
見てもらうにあたって、鍵が必要になるが、あくまでも鍵を届けるだけ。
鍵を役所の担当者に手渡し、自分は外で待っている。

もし異常事態が発生していた場合は、
自ら電話して警察を呼んではならない。
役所の担当者など、他の人に警察に電話を掛けさせる。
あくまでも自分は鍵を届けただけ!にしておく。

こうすれば事件には直接なんら関わっていないから、
嫌な光景や面倒くさい事情聴取を受けなくて済む。

「余計な正義感をだしたら、とんでも無い目に遭う。」
と知り合いが言っていた。
その人は、管理している物件で孤独死があって、
現場を確認して警察に連絡したら、丸一日警察で事情を聴かれたそうだ。

なるべく関わらない事。
鍵を自分で開けない事。
警察の通報も誰かにしてもらう事。

これがミソなのだそうだ。
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