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悩ましい中古マンションフラット

フラット35という住宅ローンがある。これ住宅金融公庫の後釜。
窓口は民間だけど、その保証をお上がやっているもの。
お上が後ろ盾に成る以上、審査がある。建物の基準は勿論だが、中古マンションについては、
管理規約の内容にまで基準がある。

ウチの会社でも中古マンションは扱うが、殆どが銀行ローンで申込をする。
しかし中には銀行ローンを跳ねられて、フラットじゃないとダメな客がいる。
せっかく融資をフラットで拾ってもらったにも関わらず、適合検査で落ちる事がある。
しかも建物本体には問題が無いのに、管理規約の内容で落ちてしまうのだ。

いちおう管理規約のどの部分が基準になっているかは公表されているが、
その細則については良くワカラナイ。
しょっちゅう中古マンションフラットを扱っている業者なら分かっているのだろうけど、
中古マンションフラットなど、滅多に扱わないから詳しい事は分からない。
ほんの一文が入っていた為にダメとか、その逆もしかり。
全く悩ましい。

マンションの管理規約は、フラットの為にある訳では無いが、フラットに適合していれば流動性も高まる。
近年高齢化で、マンションを売却する人も増えているから、管理組合もフラットに適合させる様に
管理規約を改正するのも手かも知れない。

実は今一件中古マンションのフラットを扱うのだけれど、規約に引っかかる一文が入っていて、
昨年改正された様なんだが、もしかしたらそれが引っかかる可能性がありそうで悩ましい。
銀行ローンは跳ねられてしまったから、フラットがダメだったらその人は買えない。

景気を良くしたいのなら、厳しい事ばかり言っていないで、もっと融資を出すようにすべきだ。
縦割りの役所では無く、縦横柔軟にやってもらいたいものだ。

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