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止まらない消費支出

5か月連続で消費支出が前年割れだそうで、物価も下がっている様で、
デフレに逆戻りしていると言われても仕方ない。

御用経済学者や、御用経済評論家はしきりにアベノミクス失敗を唱える。
原因は言うまでも無く、消費税増税だ。

デフレから脱却していない状態で消費税増税すれば、消費が落ちるのは当たり前だ。
消費が落ちる、すなわち物が売れない。物が売れないから値引きする。
まさにデフレスパイラルだ。

いくら金融緩和しても、緩和したマネーは市中に流れない。
市中に流すきっかけを作るのが財政出動なんだが、
財政規律を言う奴らに、財政出動を止められてしまったから、
アベノミクスが機能していない。
マネーは市中に流れず、景気が良くならず、消費が減るのは当たり前だ。

景気を良くするのは簡単。市中にマネーを流せば良いだけの話。
いくら日銀でマネーを増やしても、それが実際に市中に流れなければ、景気は良くならない。

景気を良くするには、
日銀がマネーを刷って、政府が財政出動を行って、景気回復の呼び水を作り、
そして民間経済という大きなエンジンが動き出して景気が良くなる。

景気が良いという事は、カネを使っても次にすぐ入ってくる状態。
しかし今はデフレの時と同じで、使ってしまったら次に直ぐ入ってこない。
それは市中にマネーが流れていないからだ。

原因は消費税増税なんだから、それを取り除くか、それに対する減税を行えば良いのだけれど、
実際に行っている事は真逆で、銀行は金を貸さないし、増税をしている。
日銀にはマネーがブタ積みになっているだけで、意味が無い。

基本的には簡単な事で、難しい事は無い。
来月の臨時国会で補正予算が組まれる様だが、実施されるのは冬ぐらいからで、
その効果が出てくるのは来年の春ぐらい。
しかもその規模は足りない。

いつもこんな状態だから、バブル崩壊後ずっと景気が悪い。
特にリーマンショック後は悪い。
めん玉が変な所についている奴らが政治経済を動かしているんだから、
景気がいつまでも良くならないのは当たり前だな。
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