忍者ブログ

景気悪りぃ

報道では、
輸出関連企業は円安差益により、
過去最高の利益を上げて、
春闘は一発回答だという記事が出ていて景気が良いと思いきや、
内需はスタグフレーション状態。

それを零細企業のオヤジは肌身を持って感じていたが、
報道は景気が良い様な事ばかり。
で、実態はと言うと、
やっぱり景気は悪かった。
10~12月のGDPは+0.1%で、
殆どゼロと言う事だ。

なのに利上げと増税をやる岸田政権。
この政権の決定的弱点というか悪点というか、
最悪なところは、
経済対策がなっちゃいないというよりは、
経済を悪くする政策ばかりやる政権だという事だ。
その結果がGDPにも出ている。

メリケンのシリコンバレー銀行が破綻した。
この銀行はベンチャー向けの融資が主で、
担保をとらず、
才覚に投資する銀行だった。

この銀行が破綻した主な理由は、
中華コロナ騒動や、ウクライナ問題などだな。

その影響は日本にも為替と株価に出ている。
ただし、大きな影響はない。
日本がそれほど影響を受けなかったのは、
日本の産業は製造業が強くて、
足腰がちゃんとしているから、
経済が安定していると言う所だ。

投資などはちょっとした事で大きく揺らぐ。
だけど物作りは、
一発で大きな利益は上げないが、
安定した経営が続けられる所だ。

このあたりに日本の産業復活のヒントがあるんだが、
お上はまったくその辺りの事に関心が無い。
ってか、気づきもしていない。
当然、
経済を底上げする政策を行わないどころか、
病み上がりの病人に冷水をぶっかける様な事をやりやがる。
10~12のGDPがかろうじてプラスになったのは、
円安差益のおかげで、
もしこれがなかったら、
確実にマイナスだっただろう。

岸田政権は、
経済対策だとして中小零細企業向けに補助金を出しているが、
こいつの使い勝手が悪く、
利用できない中小礼先企業が多い。
その結果、予算を満額使い切る事が出来ない。
つまり、
財政出動が効かないと言う事だ。
まだ中華コロナショックは続いていて、
厳しい状況にある内需の中小零細企業は苦しんでいる。
その辺りの痛みが分からず、
経済を悪化させているのが岸田政権だ。

残念ながらこの先も、
岸田政権の経済政策は期待できる物が無い。
唯一日銀は金融緩和を続けてくれるとの事で、
これが唯一の守り神。

だけど、
財政と金融は一体で行わなければならないのに、
相変わらず片方でアクセル踏んで、
片方でブレーキを掛ける状態で、
残念ながら、日本経済は世界から取り残され続け、
発展途上国に陥るのも時間の問題になってしまった様だ。
PR