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ユニクロ売上減

ユニクロが売上大幅減だそうで、理由は暖冬による売上不振だとしているが、
根本的な理由は消費者が値上げについて行かないと言う事なんだろう。

円安の影響によって輸入品の価格が上がっている。
ユニクロは海外で生産していて日本に輸入している。

スーパーなどは値上がりしている品もあるが、最近卵などは値下げしている。
卵がなんで値下げしているか。デフレだからだ。
その他食品は一時値上げしたものの、元の値段に下げているものもある。
要は売上が芳しくないから値下げしている、つまりデフレだという事だ。

ユニクロはこれまで割安感で売ってきた。
ところが為替の影響を受けて、二割から三割商品価格が上がっている。
消費者は価格に敏感で、割安感が無くなったユニクロに魅力を感じなくなったのだな。

消費税増税によって、消費マインドを冷やしてしまい、消費は芳しくない。
当然割安感で売ってきた商品に手が出なくなる。
ユニクロの売上が落ちるのは当然だ。

最近ガソリンの値段が下がっている。リッター100円程度だ。
そしたら燃料を入れに来るクルマが増えた。
これは割安感が出た為で、特段みんな一斉にクルマが必要になった訳では無い。

ユニクロの売上不振は、消費者の心理的なものによる事で、
これはユニクロだけに限らず、全てにおいて言える事だ。
その理由は、末端消費者にはまだ、アベノミクスの恩恵が行き渡っていないという事で、
再び消費税増税を行うなどという具を犯してはならないと言う事と、
財政出動をもっと積極的に行って、末端経済にマネーを流す事が必要だと言う事を、
ユニクロの売上減が示している。
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