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プラントが止まっている

ちょっと異なことを聞いた。
ある建材リサイクル会社がある。
そこはでかいプラントを持っていて、あちこちの解体現場からコンクリートガラを持ってきて、
リサイクルクラッシャーや再生砂などを生産して販売している。

所が最近、リサイクルクラッシャーや再生砂を売って居ないのだそうだ。
この会社は、コンクリートガラの受け入れは勿論、
自社で大型ダンプを何台も持っていて、地元は勿論、都内の現場からも、
バンバンコンクリートガラを搬入して、リサイクル建材を生産しているのだけれど、
最近都内の解体現場が無くて、コンクリートガラが集まらないのだそうだ。

都内と言えば、金融緩和マネーが流れて、さぞや建設ラッシュで、
当然解体もあちこちで行われているのかと思いきや、
解体現場が無いのだそうだ。

建設する前には必ず解体工事がある。
それが無いと言う事は、この先建設工事も無くなると言う事なのか?
経済の先行きが細っていると言う事なのだろうか。

理由はいくつか考えられる。
急激な建設コストアップの為、予算見なおしで、建設が一時ストップしてるのかも。
それとも一時の景気回復の勢いが衰え、消費税アップで都内の建設にも影響が出たのか?

かつてひっきりなしにダンプが出入りしていたでかいプラント。
一体何が起きているのか、プラントから経済が垣間見えている。

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