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訴状提出

ウチの事務所が入っている区分所有建物の自治会。
元名物自治会長(お山の)大将。
行政から自治会に交付された交付金を
永年に渡りチョンボしていた事が発覚し、
自治会は綿密な調査を行い、
証拠も示して大将に返還請求するも、
大将は、
訳のわからん主張をまくし立てて支払いを拒否。
埒が明かないので自治会はこの件を弁護士に依頼。
弁護士から大将に返還請求するも、
大将はこれを無視。
ついて返還請求訴訟を起こす事になり、
一週間ほど前に、
訴状を裁判所に提出したとの事。

その後、
大将から一切の反応は無い。
大将が弁護士を付けた様子も無い。

訴状はおそらく裁判所に受理されて、
1ヶ月から2ヶ月以内ぐらいに裁判が始まる事になる。
その時大将はどうするのか?

どうにかして弁護士を探して委任するのか?
自己弁護で裁判を闘うのか?
シカトして欠席裁判になるのか?

いずれにしても大将には勝ち目は無く、
元金と法定利息を合わせた、
そこそこの金額を返還しなければならなくなる。

最初から話し合いで分割返還すれば良かったのに、
自治会側としては一括返還を望んでいるので、
大将に財力がなければ自宅は差し押さえられ、
競売に付され、
人生の終末期に自宅を失う事になる。

大将もその辺りの事はおぼろげながら認識しているようで、
最近大将を目撃した人の話によれば、
魂が抜けた様な感じだったとの事。

自治会が最後に返還請求した時には、
強気で返還を拒否し、
自治会の総会議案にした自治会役員に対して、
損害賠償請求する旨の一文があったが、
それが最後の遠吠えで、
その後はすっかり鳴りを潜めてしまった。
勿論役員に対する損害請求は今のところ無い。

多分大将は、
あちこちの弁護士に相談に行っていると思われる。
しかし相談を受けた弁護士は内容を聞けば、
大将が勝つのは無理筋である旨の説明をしていると思われる。
もしも誰か引き受けてくれる弁護士が居て、
大将が委任したのなら、
今の段階で大将側の弁護士から何らかの反応がありそうだが、
それは一切ない。
って事は、
大将は弁護士に委任する事ができず、
孤軍奮闘する事になるものの、
到底勝ち目が無いから落ち込んでいるのだろう。

常に強気でやりたい放題やっていた割には、
情けない状態になっている様で、
去勢を張っている奴なんてのは面の皮をひん剥けば、
案外大した事無いどころが、
情けない奴なのは良くある事。

大将、せいぜい頑張れ!
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