勝手にぶつぶつ

ウチの事務所が入っている区分所有建物の
元名物自治会長（お山の）大将。
行政からの交付金をチョンボしていた事が発覚し、
現理事会が大将に対して法的措置を取る為に、
着々と事を進めている。

その大将なんだが、
先日集会所を借りて、
大将が言う「有志」を集めたそうな。
しかし集まった有志は二人だけ。
いずれも呑兵衛。
有志集めてした事は、
飲み会だった。

有志のひとりは「友志会」の途中で帰って、
もうひとりの有志は大将の腰巾着で、
そいつはちょっとオツムが弱いんだが、
最後まで居たそうな。

偵察に行った人の話によれば、
大将は有志の二人に、
現自治会から理不尽な請求を受けていると
訴えていた様だとの事。

しかし、
集まったのは二人だけの呑兵衛で、
内ひとりは途中で帰り、
残ったのはオツムが弱い奴だから、
現自治会と戦う戦力にならないと思ったのか、
週明けに開催された老人会の定例会に、
なんと大将が参加したというのだ。

大将はこれまで、
老人会に参加した事は無い。
正確に言えばちょっと違うんだが、
老人会で開催される、
タダ酒が呑める行事のみ参加していた様で、
他のイベントには全く参加した事がなかった。
もちろん定例会もだ。

定例会は月に一度、
真っ昼間に開催されて酒は出ない。
それに参加したという事は大将、
老人会の中で仲間を募ろうとしていた可能性が高い。

しかし老人会の中には、
今年自治会の役員をやっている人もいるだろうに、
今年役員をやっている人は、
大将の悪行を知っている。
そんな中で、
大将がいくら正当性を論じても通用しない。

もうね大将、
必死なんだな。
頼りにしていた弁護士からは依頼を断られ、
嘗ての取り巻きは集まらず、
集まったのは生粋の呑兵衛だけで頼りにならず、
参加したことが無い老人会の定例会に顔を出したが、
それも上手く行かなかった様で、
どんどん追い詰められている。

どんどん追い詰められていると言えば、
大将に関する調査は未だに続いていて、
過去に自治会のカネを飲み代に使っていた、
新たな証拠が出てきたそうで、
なんでも、
打ち合わせと称して散々飲み食いした代金を、
他のイベントの費用に潜り込ませていた様で、
ある月では、
二ヶ月でその額が１０万を軽く越えていたそうな。

現自治会は、
その辺りの調査もすすめて、
全容解明に意欲的だ。

さぁ大将、
仲間は集まらず、
弁護士からも蹴られ、
現自治会は訴訟を視野に入れて動いている。
更にお代わりも待っている。
どうする大将！？