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サムスン凋落

サムスンが傾き始めた。
サムスンを支える大黒柱、サムスン電子が売上不信で3四半期連続で減益予想が出ている。
他グループ企業はリストラの嵐で、サムスングループ総帥の会長は病に倒れているらしい。

サムスンが凋落しはじめた原因は、これまでサムスンを引っ張ってきたスマホの販売不振だ。
一時スマホは、サムスン電子の利益の75%を占めていた。

所が、需要が一巡してしまったら、当然の事ながら売上が減少し始めた。
安価な中国製が幅を効かせてきた事も要因だ
更にウオン高も利益を奪っている。

グループ企業のリストラが進んでいる。韓国最大のサムスン生命では4月、
15%の人員削減計画を打ち出した。
その他、サムスン証券、サムスン重工業もリストラを進めている。

そんな状態の中、サムスングループの総帥である会長が、意識不明で倒れ、現在入院中。
復帰は困難視されている。

サムスンは韓国の政策的なウオン安を武器に拡大路線を走ってきたが、需要の一巡、中国メーカーの台頭、
ウオン高、会長不在で崖っぷちに立たされている。

アベノミクスが始まって一年ちょっと。為替環境は日韓逆転した。
基礎技術のない韓国で、新しい技術の製品を作る事は不可能。
韓国の製造業は、パクリと組立だけだけ。
しかもウオン高になれば、収益は減る。

これまで日本の輸出関連企業は円高で苦戦を強いられてきた。
韓国とは価格差3倍の中で戦ってきた。そりゃいくら日本が強いからといって、無理がある。
日本は、これからは十分戦って行ける環境になった反面、韓国は苦戦を強いられるのだろう。

韓国のGDPの約2割を稼ぎだすサムスングループ。
サムスンの凋落は、韓国経済の凋落にも繋がる。

韓国にとって当面、良い材料は無い。


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