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老兵は死なず

ウチは恥ずかしながら、懇意な水道屋が居ない。
それはウチの弱点でもある。
以前は懇意にしている水道やが3軒ばかりあったが、
みな廃業したり、引退してしまった。

今請け負った外構工事で、プロの水道屋に頼まなければならない工事が発覚した。
あちこち手配したが、いずれも仕事が手いっぱいで掛かれないとの事。
理由を聞いたら、12月は公共工事を控える様にしているため、
11月までに工事を納めなければならず、この時期はどこの水道屋も手いっぱいなのだそうだ。

困った、二週間も三週間も工事を止められない。
そこで、以前懇意にしてた水道屋で、今は引退している社長に電話して、
知り合いの水道屋が居たら紹介して欲しいというと、
「そんな事なら俺がやってやるよ。」
と快く引き受けてくれた。助かった。

この社長は、俺の自宅の水道工事もやってもらった人で、気心が知れている。
一を言えば、十を分かってくれる人なので、すごく助かる。

そんな事で、工事が届こうりなく進められる見通しがついた。

今、団塊の世代の人たちが、次々に引退してしまい。
若い職人が絶対的に不足している。
事実そこの工事を手伝ってもらっているもう一人の職人も、
すでに還暦を過ぎて、半ば隠居状態の人なんだが、
現場に出たら、昔の輝くを取り戻して、それはそれは良い仕事をしてくれる。

こういう人たちに助けられて、俺は本当に幸せ者だ思う。
こういう人を大切にしたいのだけれど、いかんせん歳なので、
この先、どこまで現役で頑張ってもらえるのか、
どうかいつまでも元気で仕事を手伝ってもらいたいものだ。
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