勝手にぶつぶつ

４０歳以上の人なら、懐かしいタイトルに思えるかも知れない。

登山は自然の中に入ってゆくレジャー。何が起こるか分からない。
それは街で暮らしている時も同じこと。
安全整備されていない自然の方が危険度は高い。

災害は、忘れた頃にやってくる。

まさか登山中に山が爆発するとは誰も思っていないかっただろう。
学者も火山の爆発は予測が付かないと言っている。

東海地震なんかは、もう４０年以上その危険性が言われているが、
未だに起きていない。
何も言われていなかった東日本大震災が起きた。

人間の知恵なんてこんなものだ。

今回御嶽山で被害にあった人たちは、運が悪かったと言う他無い。
レジャーシーズンで最高の天気。そりゃみんな登りたくなる。
そんな時に噴火が起きた。
誰が悪いわけでもない。これが自然の現実なのだ。

頂上付近で噴火に遭い、行方不明になってしまった少女が居る。
噴火の混乱で親御さんと離れてしまった様だ。
未だ行方が分からない。気の毒に。

我々はあらゆる危険の中で生きている。
無事なのは、たまたまなのだ。
いつ何時、何が起きるか分からない。
平和が当たり前では無い。
その辺りの事を認識しておかなければならない。

リスク回避は自分でするしかない。
時には運も必要だ。