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直ちに問題は無い

福島第一原発から汚染水が大量にだだ漏れだそうで、そんな事最初から分かっていた事だ。

東電はこれまでそれを頑なに否定していたが、事態が悪化してやっと発表する事にした様だ。


事故直後からメルトダウンしているのでは無いかと言われていたが、

政府や東電は頑なにそれを否定した。

しかし一ヶ月半後、メルトダウンを認めた。


また放射性物質の放出方向のデータを国内には流さず、

なぜか外国に流すという事までやっていた。

その理由は、本来の使い方では無いから公表しなかったと言うものだった。


今日ラジオで双葉町の町長が出演して言っていたが、

正確なデータや状況を流してもらいたいと言っていた。

町には状況が分からず、避難行動も後手後手になってしまった。


野田政権の時に、福島第一原発は収束宣言を出したが、そんな物信じる人は誰も居ない。

現に高濃度汚染水は今でもダダ漏れの状態だ。


福島県では、農産物の風評被害を防ぐために、

子どもたちの給食に福島産の農産物を使っている様だが、それは逆の事だと俺は思う。

福島はただでさえ放射線量が多いのに、更に福島産の農産物を食べさせたら、

外と内と両方から放射線の影響を受けてしまう。

俺が思うには、せめて食べ物だけは安全な県外産を使うべきだと思う。


それを風評被害というのなら間違っている。風評被害では無く実害だ。

実害では無く、風評被害と言うのは、被害を全て保証する事ができないから、

福島産の農産物は安全であると言う事が前提であれば、保証する必要が無いからだ。


安全であり風評被害を受けているのなら、国会の食堂や、経産省、農水省の食堂の食材は、

全て福島産の食材を使えば良い。


今回の汚染水漏れも、ひたすらごまかそうとしている。

事故処理が順調に進んでいなければ、原発の再稼働が遠ざかる。

人命や安全より金儲けが大事な電力会社と政府。

こんな構図なのではないだろうか。

福島第1原発の事故処理の目処は、全く立っていないと言って良い。

ただちに問題は無いと言う事は、その内問題になると言う事で、

その問題が起き始めているのではないかと言う事だ。





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