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冬の電力不足には石油ストーブ

何でも30年に一度の寒波襲来だそうで、
事務所のあるエリアの最低気温は氷点下9度とウエザーニュースに出ていた。
日中も陽がある物の、最高気温は4度だそうで、とても関東平野とは思えない気温だ。

ウチの事務室の暖房は、石油ストーブと上にのせたヤカンだ。
一応予備に、石油ファンヒーターもあるが、
こいつは殆ど使った事が無い。
石油ファンヒーターの暖房は、何だかあまり好きじゃないんだな。

ちなみに、今事務所で使っているストーブは、
どこかの現場で処分するはずだった国産の小型反射型ストーブで、
古いのだけれど、使用するには全然問題が無い。

アラジンのブルーフレームもあるのだけれど、
芯の手入れなど煩わしい事もあって、
今は接客室のインテリアに成り下がっているw。

今使っている石油ストーブは、燃費は良いのだけれど、
部屋の大きさに対してちょっと能力不足なのだ。
だけど、ヤカン乗せて、扇風機で部屋の空気をかき回してやれば、
普段の冬であれば十分で、日中は運転を止める事もある。

しかし、今来ている30年に一度の寒波には、正直、いささか役不足である。
だけれども、耐えられない程では無く、
ちょいと一枚上に羽織れば済む程度だ。

近年、オール電化住宅が増えた。
ソーラーパネルも載せているが、役に立つのは陽が出ている昼間だけだ。
日が暮れてしまったら、無用の長物で、
オール電化の家は、電力会社からの電力を使う事になる。

夕方になると、照明は使うは、暖房は使うは、
電車も沢山走らせるから、電力を使う。

原発が運転できない東京電力は、厳しい状況に陥るかもしれないとして、
夕方の節電を呼び掛けている。

俺はつねづねエネルギーは、分散して置いた方が良いと思っている。
何かひとつがダメになっても、他の物で代用できるからだ。
しかし、エネルギー源がひとつしか無いと、
それがダメになってしまったら、どうする事もできない。

その点、冬の暖房に石油ストーブというのは、大変優れていて、
暖房は当然だが、調理もできる。それに燃費が良い。
ただし、火災にはちょっと気を使わなければならない。

何でもかんでも新しい物が優れている訳じゃ無い。
昔からある物は、優れている点があるか残っているいるのであって、
ダメなら淘汰されている。
その点、石油ストーブは今でも残っている。
電力も使わないし、燃料さえあれば使える。

今日夕方、東京電力は厳しい状況になりそうらしいが、
都会の文明に囲まれた社会では、
電力を使わない訳にはゆかないし、
仕事で使っている者は、節電と言われてもできない。

さて、東電は乗り切れるのだろうか。

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