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パンの行列の先にアメリカ

エジプトが揺れている。
その原因はアメリカの投機マネーがあった。

エジプトでは小麦が不足して価格が急騰し、パン屋に並ぶ行列が出来ていた。

エジプトでは、民主選挙が行われ新政権が設立されたが、
国民の生活は良くならず、事実上の軍事クーデターが起きた


エジプトではアメリカが金融緩和したマネーが穀物市場に流れ、
小麦の価格が高騰している。

エジプトは人口爆発が起きていて食料が足りない。

主食のパンの価格が2割から3割上がっている。
その他の物価が上がって生活が苦しくなている。
失業率も高い。

政権はイスラム同盟のことばかり、国民の不満が爆発した。

穀物取引に流入する投機マネーをどう抑制するのか、
世界的な規制が必要なのだが、アメリカが反対している。

エジプトの混乱は、アメリカの投機マネーが背景にある。


アメリカはエジプト軍に、年間13億ドルの援助を行なっている。
エジプトの軍事費の20%にあたる。

その目的はイスラエルへの脅威の軽減と、
油の輸送路の確保 スエズ運河の安全確保だ。

アメリカは軍事クーデターが起きた国へ援助しない決まりになっている。
だからオバマは口が曲がってもエジプトで起きた事をクーデターとは言わない。

今回のエジプトの混乱は、どう見てもエジプトのクーデターだ。
アメリカは今回のクーデターに関わっていたのか?
失権したモルシ政権はアメリカにとって都合が悪かった。
モルシは原理主義者で、、原理主義者が政権を取るとイラクの様になる心配がある。

アメリカとエジプト軍との間には太いパイプがある。
今回のクーデターには、アメリカが噛んでいるかもしれない。

日本にとってエジプトの混乱は対岸の火事かというとそうでもない。
原油取引価格がバレル100ドルを超えている。
またガソリン価格が上がる。




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