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日本人と神道

ウチの会社には神棚が祀られている。
毎日の挨拶は勿論、毎月一日には月次祭も執り行っている。

神道は古代の自然信仰から始まっている。
古代の日本人は、自然に対して多いな脅威と尊敬の念を持っていたのだろう。
そこに新たに古事記に書かれている神々が生まれた。
これらの神々は、全くの絵空事ではなく、実在の人物を神に例えたのだろうと推測している。

街を散歩してみると変わるが、街のあちこちに神社や祠がある事に気がつく。
意識して見ていると、本当に沢山ある事に気がつく。

それだけ日本人の文化に神道が入り込んでいるのだな。

今の日本人の気質は、江戸時代に形成されたとされている。
しかしそのベースにあるのは、神道と仏教の教えであり、特に神道の
「直き正しき真心もちて、誠の道に違う事なく、負持つ業に励ましめ給い」
と言う祝詞の教えは、日本人の気質を良く表している。

しかし近年、これを忘れてしまい、自分さえ良ければと言う考えが広がりつつ有る。
これが国を司る者達の間にも広がってしまっているから始末が悪い。

戦後アメリカによって日本の良き伝統文化が破壊されて、
生活はアメリカナイズされてしまって、各家から神棚が無くなってしまった。


昨夜伊勢外宮では、式年遷宮が執り行われた。
参拝者も大勢訪れて、伊勢周辺は大変なにぎわいを見せているそうだ。
できる事なら、これを機に今一度神道を見直し、日本人の心を取り戻して貰いたい。
そうすればもう少しまともな国になると思う。


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