忍者ブログ

中二病のジジィ 玉砕

昨年度俺は
自治会の役員をやる羽目になってしまった事は、
以前のログで書いたとおりだ。
それが昨日行われた総会で卒業という事になる。
俺は「やれやれ」と思っていた。

ところがだ。

総会直前になって、
議長をやる予定だったオヤジがケツを割りやがった。
その結果、
急遽俺が議長をやる羽目になってしまった。

総会には、
前のログで書いた中二病のジジィが毎年出席して、
議案に難癖を付けて総会を混乱させる。
本人は
インテリぶって素人をいじめて楽しんでいる様で、
だから自治会長を始め、
議長をやる事をみんな嫌がる。
それで、
本来議長をやるはずだったオヤジはケツを割った訳だ。

直前になって議長を頼まれて、
断るに断れなくて仕方なく引き受ける羽目になってしまった俺。
まぁ議事進行の基本的な知識ぐらいは一応持っている。
後は出たとこ勝負だ。

で、総会が始まって、
議案をひとつひとつこなして行ったんだが、
でました!例の中二病ジジィ!
議案のどうでも良いところに難癖を付けてきた。
「伐採、剪定などの専門用語は、
 あらかじめ其々がどういう意味なのか
 説明していただかないと分からない。」
と言うので、すかさず議長の俺が答えた。
「伐採、剪定は中学校で習う漢字であり、専門用語ではありません。」
ジジィはプライドを傷つけられて憤慨した顔をした。
更に中二病ジジィは、
「議案の中の数字を消すべきた。このままで議事を進める事は許されない!」
と更に難癖を付けて議事を止めようとしてきた。

「来た来た!ww」
俺は心のなかでほくそ笑んでいた。
自治会長は引きつった顔をしている。
会場の参加者もどうして良いのかわからない様子。
中二病ジジィは勝ち誇った顔をしている。

今までの議長や自治会長だったら困ってしまってオロオロして、
中二病ジジィは勝ち誇ったでかい態度を取るところだ。

ところが俺は違う。
「では修正動議がありましたので、動議の決を取ります。
 議案書に書いてある通りで決議を取る事に賛同する方、
 挙手をお願いします。」
中二病ジジィ以外は全員挙手した。
「賛成多数と認めます。これにより議案書通りで採決を取ります。」
その間ものの1分。
俺は何事も無くスルリと中二病ジジィを捌いてしまった。
中二病ジジィはポカンとした顔をしていたが、
俺はさっさと決を取って議事を進めた。

その後中二病ジジィは一切発言しなくなった。

いつもより議案が多かったにも関わらず、
毎年2時間掛かっていた総会は
いつもより30分短い、
一時間半で俺は総会を終わらせた。

中途半端にインテリぶって、
素人いじめて楽しんでいる中二病ジジィ、
お前よりはるかに頭の良い人は、
世の中にいくらでもいるんだよ。

だけど、そういう人は、
いちいちインテリを振り回さないんだよ。
お前みたいなのを「井の中の蛙」てんだ。
中二病ジジィはせいぜい井戸の中で威張ってろ。
バカ。
PR