勝手にぶつぶつ

銀行はカネを貸して、
その利息が儲けになる。
だからカネを貸してなんぼの商売しているのが銀行だ。
その銀行がカネを貸さなくなっている。

某都市銀行なんだが、
ある人が会社を設立しようとして口座を開こうとしたんだが、
断られたんだそうだ。
理由を聞いても答えず、
頑なに口座の開設を断られたそうだ。


最近銀行は、
住宅ローンを持ち込む不動産屋に予め登録を求める。
簡単な書類を銀行に提出するだけで登録は済む。
ある不動産屋は、
某都市銀行に住宅ローンを持ち込もうとした。
その不動産屋は、
某都市銀行と取引が無かったから、
登録をして住宅ローンを持ち込もうとしたら、
銀行から登録を断られたんだそうだ。
当然住宅ローンの申し込みが出来なかった。

以前住宅ローンは安定した貸出先として、
銀行は力を入れて住宅ローンを募集した。
所が、
金利の低下と事故が起きる事、
銀行以外の住宅ローン会社が増えた為、
住宅ローンはおいしい商品では無くなり、
金利が低く利益率が低いため、
事故が起きると利益が無くなってしまう為、
銀行は積極的に住宅ローンを募集しなくなった。
それどころか、
不動産屋はハナから登録を断られてしまった。

間違った財政政策により、
景気はずっと足踏み状態だ。
金融緩和で金利が低く、
日銀の当座にはマネーがうなっているが、
それが市中に出回っていないから、
景気はちっとも上向かないどころか、
消費税とコロナで下振れを起こし始めている。

そんなんだから銀行は融資に慎重になっているのだ。
地方銀行では、
そろそろ耐え切れなくなってきている所もある。

銀行が金を貸さないと言う事は、
世の中の景気が悪いと言う事で、
今年はこれからもっと悪くなる。

ウチは無借金経営だから直撃は受けないが、
住宅ローンの審査が再び厳しくなる傾向にあるのは警戒すべき事だ。
はてさて、今年はこれからどうなる事やら。