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カレンダー少ねぇ~

ウチの会社は例年、
有馬記念が開催される日を仕事納めとしている。
仕事納めの日は事務所の大掃除だ。

大掃除と同時に新年に向けての準備をする。
カレンダーも新しいものに変える。
いつもあちこちからカレンダーを頂き、
どれを掛けようか迷う所なんだが、
今年は例年になくカレンダーが少ない。

カレンダーというのは広告宣伝の為のもので、
景気が悪くなると、
接待交際費の次に削減するところだ。

正にその通りで、
首都圏郊外の不動産屋と建設屋は仕事が激減していて、
中華コロナの影響もあるが忘年会の「ぼ」の字も聞かない。
そりゃカレンダーも減る訳だ。

ニュースでは税収が過去最高!とか、
ボーナスも過去最高の伸び率とか言っているが、
それは円安差益で莫大な利益を上げた輸出関連の大企業だけの話で、
内需産業は全然良くない。
先述している通り、
首都圏郊外の不動産屋と建設屋は青色吐息だ。

ウチの会社は、
世間の景気が良くても悪くて安定した貧乏だから、
あんまり変わらないんだけれど、
知り合いの不動産屋は歩合給と言う事もあって、
食えない営業マンが退職して、
こじんまりしたそうだ。

食えない営業マンは他業種に転職したり、
アルバイトで食いつないでいる者もあるそうだ。

リーマンショックの後もひどかったが、
今回はそれよりも悪い印象をもっている。

円安差益でウハウハ企業の経済的影響は一瞬で終わり、
キッシー内閣は増税と利上げを示唆しているから、
景気が向上する事は期待できない。

新たに起業した不動産屋も多数あるが、
市場のサイズは決まっているから、
その中で食い合いが始まる。
資本がたっぷりあって起業するのならまだしも、
借金で起業した不動産屋がいつまで持つのか見物でもある。

まぁ首都圏郊外の不動産屋と建設屋は、
来年もあまり良い期待は持てない。
余程の動きが無い限り経済は良くならず、
現状維持が精いっぱいになるんじゃないかな。

来年はカレンダーが無かったりして.......。
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