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電力不足はポイント付与で乗り切れ

平時と有事では指揮官の振る舞いは異なる。
平時の時は、
決められた規則にのっとって粛々と事を薦める。
しかし有事になった際は、
指揮官に権力を集めて、
指揮官は適切に指示を出して事を収める。

この所関東地方では猛暑が続いている。
原発の運転休止と、
福島にある巨大石炭発電所が地震で壊れ運転できない事から、
関東地方では電力が足りなくてひっ迫している。

これに対して岸田総理は、
電力の節約を国民に訴え、
その見返りとしてポイントを付与すると公言した。

もうね、
バカの権化だな。

先進国にあって電力が足りず、
産業界や国民に節電を訴えて、
その見返りがポイント付与って、
呆れて物が言えぬ。
危機管理が全くダメだ。

もしも首都圏で大停電が発生したら、
国民の命に係わる事になる。
特に都心部では深刻な事態になる。
もちろん産業界にも影響が出て、
経済の足を引っ張る事になる。

これは非常事態だ。
こういう時、指揮官は有事の対応を取るべきだ。
止まっている原発を動かして、
電力を確保すべきだ。

俺は基本的には原発は反対だ。
福一を見てわかる通り、
一旦事故を起こしてしまうと、
人間の手で直接どうにかする事ができない。
事故を起こした地域は、
長らく人が住めない状態になる。
放射線を無毒化できる技術が開発されるまでは、
原子力は使うべきでは無いと言うのが俺の考え。

だから原発は、
基本的に廃止すべきなのだが、
その代替えのエネルギー開発を国策で行い、
原発に代わるものとすべきだと考えている。

しかし有事となったら話は別だ。
今ある物を総動員して危機を乗り越えなければならない。
危機を乗り越える方法がポイント付与とは、
無能さ全開だな。

選挙前に大停電が発生したら、
自民党有利と言われているが、
ひっくり返る可能性もある。

ウチの会社は発電機がある。
燃料も確保してある。
万一停電しても当面の間電力は確保できる。
また飲料には適さないが、
畑まで行けば井戸もあるから、
水も確保する事ができる。
一応有事には対応できる様にしてある。

万一首都圏が大混乱するのであれば、
しばらく実家に避難していれば良い。
ウチは危機管理は一応できている。

ポイント付与で危機を乗り切れると考える首相では、
一発ミサイルを撃ち込まれた時には、
国民にお見舞いのポイント付与して乗り切るのだろうな。
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