勝手にぶつぶつ
経済を悪くした民主党は去れ
末端経済は相変わらず悪い。
これは自民党のせいではない。ましてやアベノミクスのせいでもない。
今の末端経済は、民主党の経済政策の影響が残っているに他ならない。
リーマン・ショックに落ちた日本経済は、早急に手当をしなければならなかった。
当時の麻生内閣は、リーマンショックの傷の深さを読み誤った。
しかしそれでもそれなりの手当を打った。
だから翌々年は効果が出て、経済は少し盛り返した。
所が、民主党政権の予算になってから、再び経済は落ち込んだ。
そこへトドメの東日本大震災だ。
民主党の経済政策は、まったくのとんちんかんで、
極端な円高、株安で日本経済は青色吐息に落ち込んだ。
末端経済は、まだその中に居る。
デフレからの脱却方法は、経済の教科書の基本的な所に書いてある。
「金融緩和」と「財政出動」だ。
これがアベノミクスの正体。
正体という程でも無い。どこの国でもやっている教科書に書いてある当たり前の経済政策だ。
アメリカとイギリスは、リーマンショック直後からこれを行なっていて、
現在、経済は回復の道を辿っている。
参議院選挙が公示されて、各党があちこちで主張を繰り返している。
その中でも、民主党のアベノミクス批判は笑える。
民主党は、アベノミクスをばら撒きだと言う。多分財政出動の事を言っているのだろう。
デフレは供給(物やサービス)が多くて、需要(消費・投資)が少ない状況。
これを是正するには、供給を減らすか需要を増やすかしなければならない。
供給を減らすと言う事は、工場などを潰す事になるから失業者が発生してしまう。
だから供給を減らす事は出来ない。
そうなれば、需要を増やすしかない。
しかし需要は、長引く不景気で金が無い。
金が無いから物が買いたくても買えないし、サービスを受けたくても受けられない。
そこで金融緩和でマネーを増やして、財政出動で世の中にマネーを流そうというのが、
デフレ脱却の基本的な仕組み。
デフレを脱却しないと、消費や投資が生まれない。
消費や投資が生まれないと経済成長しない。
経済成長しないと、給料が増えない。
とにかく、給料を上げるにはデフレから脱却しないと経済は始まらないのだ。
なのに民主党の選挙演説を聞いていると、
アベノミクスを否定、つまりデフレからの脱却を否定していながら
労働者の給料を上げると言う。
経済成長させないで、どうやって上げるのだ?
利益も上がっていないのに、無理やり給料を上げさせると言うのか?
意味が分からん。
同様の事を、維新、生活、社民、みどりが主張している。
彼らに聞きたい、
どうやってデフレから脱却せず、経済成長もさせず、給料を上げる魔法があるのか。
少なくとも民主党政権の時には、デフレが深刻化する一方で、
とても給料が上がるどころでは無かった。
それなのに、同じ経済政策でどうやって給料を上げるのか、
納得の行く説明をして頂きたい。
野党のアベノミクスを否定する演説は、どれをとっても具体的な政策の説明は無い。
ただ給料を上げる、雇用を上げるの一点張りだ。
経済を分かっていない証拠だな。
かように、政治家の大半は経済が分かっていないのだ。
分かっていないのが雁首並べて経済政策を行なってきたのだから、
失われた20年にもなるし、デフレも深刻になる訳だ。
アベノミクスは、当たり前のデフレ対策の手法で、
良くなる事はあっても、悪くなる事は無い。
もうその実例が、イギリスとアメリカで出ている。
野党は何をもって批判しているのか、
反対の為の反対をしているだけであって、
その事は、日本の経済を悪くすると言うことで、
売国奴だと言う事だ。
にほんブログ村