勝手にぶつぶつ

沖縄で、米軍の軍属が日本女性に対して強姦殺人を犯した。
判例が出ているが、強姦殺人は死刑の判例が出ている。
この犯人も死刑の可能性が高い。

沖縄では、米軍駐留に対して反対運動が起きているそうだ。
米兵の子どもたちが乗るスクールバスを取り囲んで、シュプレヒコールを挙げている。

今回の犯罪に足して、米軍が駐留している事が問題だと、反対する者は口をそろえて言う。
俺は違うと思う。
警察官が同様の殺人を犯した時に、警察があるからだと言うか？
警察など廃止してしまえ！言うか。
言わないではないか。

この問題の根本は根深い。根底には人種差別と、道徳心、そして規律の欠如があり、
あくまでも犯罪を犯した個人にあると俺は考えている。

別に米軍を擁護している訳では無い。問題の根本を整理して、理論的に物事を捉えなければ、
問題解決の方法を誤るからだ。

日本人だって、犯罪を犯す。警察官だって犯罪を犯す。自衛官だって犯罪を犯す。
会社員だって、学生だって犯罪を犯す。
では犯罪を犯した者が所属する団体を否定するか？否定しないだろう。

今回犯罪を犯した者は到底許されない。死刑になっても構わない。
しかし、犯罪を犯した原因は、犯人が所属していた団体とは関係ない。
その団体が犯罪を犯せと言ったのなら別だが、そんな事決して言わない、言うはずもない。

講義している連中は、共産主義者で、沖縄から米軍を排除したい連中だ。
今回の犯罪を理由に、ここぞとばかり米軍駐留に反対を唱えている。
奴等は、日本を武力解除させて、
中共に日本への侵略を容易にさせようという意図があってやっている。
まぁ中には盲目的にやっているバカも多いが、
米軍駐留を反対する背後の大元は、共産主義と言う訳だ。

良い例がある。
以前米軍がフィリピンから撤退した。
そしたら途端に中国が覇権を広げてきて、今や南シナ海に勝手に基地を作っているではないか。
軍備の貧弱なフィリピンはどうする事もできない。

もし南シナ海を海上封鎖されたら、日本への油のルートが絶たれる事になる。
つまり、南シナ海を抑えると言う事は、中国が日本の喉元に合口を突きつけていると言う事だ。
そしてそれを牽制しているのが、沖縄の米軍と言う事だ。

もし米軍を撤退させるのなら、自衛隊を配備する事になる。
当然南シナ海の侵略者排除も視点にいれた対応が必要になる。

沖縄の米軍駐留に反対していると言う事は、背景にそういう事があると言う事を念頭に置いて、
今回の事件を理解しなければならない。

軍属が犯罪を犯した事と、安全保障は別問題だという事だ。
マスコミに騙されてはならない。