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のたうち回る韓国経済

韓国経済の落ち込みが激しいらしい。その原因は日本の金融緩和だ。
日本が金融緩和でマネーの量を増やすと対米為替は円安ドル高になる。
その影響は跳ね返って、ウオンは高くなってしまう。

韓国のGDPは輸出依存の比率が高い。
ウオンが高いと韓国の輸出企業は利益が減ってしまう。
韓国のGDPの約2割は財閥系企業が稼ぎだしている。
しかしその財閥系企業は外国人投資家に乗っ取られていて、
利益の75%は外国人投資家の懐に入り、韓国には落ちない。
それがウオン高で更に減るのだから、韓国経済は厳しくなってくる。

単純に考えてウオン高の解決法は簡単で、
ウオンを量的緩和してウオン安に持ってゆけば良い。
所が韓国にはそれができない事情がある。
韓国は構造改革によって、実質賃金が下がっている。しかし一方物価は上がっている。

この状態でウオンの量的緩和を行うと、ウオン安にはなるけれど、物価が上がってしまう。
それにウオンが安くなりすぎると投資資金が韓国から逃げ出してしまう。
だからこれまで韓国は、為替を量的緩和ではなく、為替介入と言う形で操作してきた。

所が、為替介入の事をアメリカから指摘され、更に日本の量的緩和があまりにも大規模なので、
ウオン高に打つ手が無いのが韓国経済なのだ。

頼みの中国、中国の先のヨーロッパ経済も芳しくなく、韓国経済に明るい灯火はひとつも無い。
またそういった国民の不満を逸らすための反日活動により、
日本からの投資や観光客も減った。
そしてこの春のフェリー沈没事故の自粛ムードで、消費は落ち込んで、
弱り目に祟り目でどうにもならない状態だ。

今後韓国経済にとって良い材料は無く、悪くなる一方で出口が見えない。
反日を強めてしまった結果、日本とのスワップ協定も自らの手で切ってしまい、
中国とのスワップ協定も、時期が来れば切れる。
中国とスワップ協定を結んでいても、いざとなったら中国が履行するかどうかは懐疑的だ。

国内事情が悪くなればなるほど、その目を日本に向けようと、
反日に活動は益々活発になるかも知れない。
日本国内の世論も、ネットの発達とともに韓国の情報が流れ、
嫌韓意識が高まっていて、日韓の関係が改善されるとは思えない。

自らの姿を顧みず、都合の良い事を並べ、他を貶める様な事をしてきた結果がこの有り様だ。
今後韓国経済がどの様に推移して行くのか注視したい。



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