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記事を一部訂正する

過去ログの「裁判所は公正では無い」の記事の一部を訂正する。

当該裁判で捌かれた被告は、親を始め親族から否定されて育った。
そして精神がねじ曲がって凶行に及んだ。

被告が無期懲役を希望したのは、
自分がモンスターである事の自覚があったのだろう。
だけど、死ぬ勇気は無かった。

モンスターである自分が、世の中に存在して居たら、
更なる犯罪を犯す可能性がある。
だけど死ぬ勇気は無い。
そこで、無期懲役で一生娑婆に出ない事を望んだのだと推察される。

しかしだ。
一方で殺害されたり、怪我を負った人からしたら理不尽極まりない。
損害賠償請求しても無い袖は振れないし、
亡くなった人は戻ってこない。

被告は二人の殺害までなら死刑を免れる事を認識していた。
もしも二人殺害したら死刑になるとしていたならば、
殺された人は一人で済んで、もう一人は助かったとも言える。

裁判所は、
被告の生い立ちを考量して、
懲役を喰らわす事によって反省をさせるとした。
だから死刑には処さないと言う事だ。
それも分からないではない。

ニュース報道では、
被告の生い立ちについては触れず、
結果のみを報道したから、
多くの人々は、
この被告の鬼畜の所業に対し、
無期懲役は甘いと感じたのだろう。

この事件の一番の責任者は、
被告の親を始めとした親族だ。
こいつらはモンスターを作り出してしまったのだ。

しかし、日本の法律では、
モンスターを作り出した者に責任を問う事はできない。
また、それを法案化するのも難しい。
かくして日本中に、
程度の差こそあれ、あちこちにモンスターが居て、
そのモンスターは一見健常者とは見分けが付かず、
世の中に問題をまき散らし乱している。

最終的な裁きは、
天に任せるしか無いのだろう。




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