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建設国債を出せ

九州北部で起きた豪雨災害、その被害が次第に明らかになってきた。
ある地域では、72時間の間に、7月に降る雨の1.7倍もの雨が降った。
当然観測史上最高の降雨量だ。

これだけの雨が短時間に降るのは、ダムが決壊したのと同じで、
被害の大きな地域では、集落は泥に埋まり、地形が変わってしまった所がある。
家屋はもちろん、インフラや田畑の被害もひどく、生活の基本を失った人も少なくない。

道路が寸断され、逃げるに逃げられない人もまだ沢山いる様だ。
ヘリが近づけない場所は、自衛隊がクルマで行ける所までいって、
あとは歩いて物資を届けたり、救助に向かっている。

まだ被害の全容が明らかになっていないので、
どれぐらいの被害が出ているのかハッキリしていない。
相当な被害が出ているのは間違えない事で、日本経済に及ぼす影響も少なくないだろう。

今政府は、財政規律を理由に公共投資を絞っている。間違っている。
ここは建設国債で災害復旧すべきだ。
そうすれば、財源も確保できるし、金融機関は国債が足りなくて困っているから丁度良い。
国民の負担も無い。
災害復旧は、財政出動にもなるのだから、ここは安倍総理には是非頑張ってもらって、
財務省の息の掛かった馬鹿どもを駆逐して、建設国債の発行を願いたい。

九州地方はこの先もまだ雨が降り続くとの事だ。何とも恨めしい天気だ。
どうか一日も早く全員の救出と、復旧を願うばかりだ。
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