勝手にぶつぶつ

長引くデフレ不況で、首都圏郊外の不動産屋が減っている。
会社自体も減っているし、支店を閉めたりしているから、従業者も減っている。

不動産業には、時折ヤクザ者が絡んで来る事がある。
ウチの会社も過去に何度かあった。
いずれも言われのない金は一銭も支払うこと無く撃退している。
近年では、ウチの会社はガードが堅いと、そのスジには情報が流れているそうで、
ヤクザ者が絡んで来る事が無くなった。

暴力団と言うのは、ヤクザ者曰く、
「社会の贅肉を食って生きている商売。」
なのだそうで、不景気になると、贅肉が減る。
そうなると暴力団の凌ぎも減る事になり、かの業界も不景気なのだそうだ。

以前関西の方で、弁当屋の代金踏み倒してお縄になった親分も居た。
そのぐらい厳しいようだ。

前にも書いたが、今ヤクザになろうと言う若者が減っているそうで、
人材確保にも苦慮していると言う話を聞いた事がある。
更に毎月支払う看板のフランチャイズ料、上納金が支払えなくて、
組の数が減っているのだそうだ。

詳しい金額は知らないが、それなりの額で、それが厳しいため、
引退する親分が多くて、最盛期から４割も減ってしまっているのだそうだ。

最近は暴対法や条例などが変更され、かの業界も身動きが取りづらくなっている様だ。
でも何かで利益を上げて行かなければならないし、
表立って動けないし、ヤクザの経済活動は、より地下化している。

その辺りのマネーは、不動産業界にも流れているんだが、その事はまた別の機会に書くことにする。

とにかく、かの業界も不景気で、デフレの様だ。



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