忍者ブログ

半島騒乱 一歩進む

興味深い報道があった。
ソウルに駐在する米軍が、ソウルから漢江の南に退き、
指揮権も韓国に渡すというのだ。

時を同じくして米大統領が、
台湾の事を「country」と表現した。

これは一体何を意味するのか。

米軍がソウルから南に撤収するという事は、
北との軍事衝突が起きやすくなったと言う事が言える。

ソウルの南には漢江が流れている。大きな川だ。
万一韓国と北朝鮮で軍事衝突が起きた時、
国境に近い首都ソウルは北の攻撃の的になる。
その際、物資を運ぶにしても、避難するにしても
ネックになるのが漢江だ。

これまで米軍の舞台がソウルに駐在し、
北からの守りを固めていた。
それを韓国軍に明け渡し、
指揮権も韓国軍に渡し、
米軍は安全な、もっと南に撤収すると言うのだ。

これは、
韓国と北朝鮮との間で軍事衝突が起きた時に、
米軍の損害を防ごうと言う物だ。
北に傾く文在寅政権。
そんな政権下の元、もしも北との軍事衝突が起きた時に、
地上部隊であるソウルの米軍には多くの死傷者が出る。
北に傾く文在寅政権の為に、米兵の命を失う訳には行かない。
つまり、
「米軍は全力で韓国は守らない、」
と言う事だ。

と同時に、
台湾の事を「Chinese台北」ではなく「country」と称した事は、
半島は北、つまり中国側に占領される事を前提としている。
「中国の覇権の防波堤を、韓国から台湾に切り替える。」
と言う事なのだろう。

万一韓国が北に制覇された時には、
朝鮮半島を防波堤とする事は諦め、
台湾をあたらな防波堤にしようという事だ。
もちろん日本もアメリカの防波堤になる。

これまで韓国と言う防波堤があったが、
これからは日本が直接の防波堤になって、
中国陣営から弾が飛んで来ると言う事になるのだ。

話が広がってしまうからこの辺りで止めておくが、
米軍のソウル撤退と台湾を国として認めると言う事は、
韓国は北や中国に明け渡すと言う事で、
第二次朝鮮戦争が勃発する可能性があると言う事だ。

なのに平和ボケニッポンは、
この事に注意喚起するメスメディアは殆ど無い。
憲法改正の必要性は、
実に切迫しているのだ。
PR