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令和二年の日本経済

昨年は消費税増税があって、
世間はあきらめたのか、あまり騒がなかった。
所が、その影響は既に出ていて、
前回の増税よりも悪い数値が出ている。

増税率は2%と低かった物の、
世界経済の落ち込みの影響がそれに被って、
前回よりも悪い数値が出ている物と思われる。

緊張感が多少緩んだと思われる米中貿易戦争なんだが、
米中貿易戦争は、
増大した中国共産党を攻撃する為に行っているもので、
昔みたいにドンパチやる訳にも行かず、
現代では経済で締め付ける方法を取っている。
事実上の戦争だ。

現在中国経済は大打撃を受けていて、
中国はその痛みにもだえ苦しんでいる。
日本ではあまり報道されないが、
中国国内では、
企業がバタバタ破たんしている。

中国は人口も多く経済規模がでかい。
中国を経済的に豊かにすれば、
人民はその恩恵を感じて民主化するに違いないと言う事で、
中国に対する投資を増やして、
中国は経済が豊かになったんだが、
民主化する事はなく、
相変わらず共産党独裁の国で、
むしろその弊害が如実になってきた。

そこで、経済的に中国を締め上げようと言う事で、
米国が中国に関税攻撃を掛けているという訳だ。

更にヨーロッパの方も経済が不調に陥っている。
英国のEU離脱も今後影響が出てくるだろう。
ユーロと言う共通通貨の弊害が出て、
各国が独自の金融政策が取れなくてもがいている。

そこに米国のイランに対しての軍事攻撃だ。
これにイランが激怒して、
軍事衝突の可能性が高まった。

かくして世界の市場が不調を起こしている影響は、
日本経済にも影響を及ぼす。
その悪影響が出始めている所に消費増税だ。

日本の財政政策は片手落ちで、
財政出動を絞ってしまっているから完全にデフレから脱却できない。
それどころか、デフレに逆戻りしている状況も見受けられる。
日本の経済で大きな比率を占めているのが個人消費なんだが、
その個人消費を冷やす消費増税をやっているのだから、
世界の経済学者からバカにされるのだ。

こんな事だから、
前回の消費増税の時よりも悪い数値が既に出ていて、
それは今後更に悪い状況に落ちて行く。
多分夏に開催されるオリンピックが終わったのをきっかけに、
景気低迷の渦は広がって行くのでは無いかと思われる。

少子高齢化の影響が出始めた首都圏郊外の不動産・建築屋は、
泣きっ面に蜂の状態に陥るのでは無いかと予測している。
既にその兆候が出ている。
では具体的にどうなるかというと、
市場がより一層縮小すると言う事だ。

図体がでかい会社は、その規模を小さくする。
すなわち、リストラがあると言う事だ。
逃げ遅れた企業は、
破たんする事もあるのだろう。
首都圏郊外の不動産・建築屋にも
既にその兆候が出ている。

ウチみたいな零細企業は、
これ以上縮小する事ができない、
元々が最小単位だからww。

だけど、借金も無いから、
食って行くだけならどうにでもなる。
いつも言っている「安定した貧乏」だからだ。
貧乏、最強ww。
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